あくせくままん④ ズボラママンの家計簿
家計簿ってつけるのタイヘンですよね。でも実は家計簿の目的は、おうちのお金の情報を「把握」することにあるのです。
ママンの家計簿は月1回、1時間!?ズボラママンでも出来た、家計簿のつけ方が知りたい!
★あくせくままんのお話をもっと読む
くまなのに、牛歩のスピードで少しずつ成長しております、くまのママンです。
前回。
私の中でぐるぐるしている感情を「書き出し」してみたら、「感情」が「情報」になり、自分で冷静に「把握」できるし、人にもスムーズに「伝わる」!
という奇跡が起きました。
そこで思ったこと。
「これって、『家計』にも使えるのでは?」
以前パパンから話を聞いて以来、貯金はできるようになったのだけど……正直、もう少し貯金額を増やしたい。
でも、どうすればいいのかわからない……。
「よし!家計も洗い出してみよう!」
さっそく家計簿を購入。夜、1日の出費を計算。
レシートを見ながら「コンビニで買い物432円、スーパーで買い物1,083円、子どもの教材費120円……」記入。
うん。
毎日できる気が1mmもしない!!
「ねえ、家計簿ってどうやってつけるの?」パパンに泣きつきました。
「そうだねえ、レシートの『分類』だけして、月に1回『集計』すればいいんじゃないかな」
「なるほど!」
3mmくらい、私でもできそうな気がしてきました。
まず、【分類】。
項目は……家賃、光熱費、通信費、食費、外食費、車関係費、レジャー費、子どもの雑費、月謝など教育費、衣服費、医療費、マンガや雑誌書籍費、雑費、とか?
それを封筒に分けて、レシートを入れて……「めんどくさい」
ファイルに入れて分類?「めんどくさい」
じゃあ、箱に入れていく?
「それならポイポイっと入れられるし、レシートの量が目に見えてわかるから、使いすぎてないか一目でわかっていいかも」
いそいそと箱を用意。13個。場所取りすぎ!!
ーーーできそうな気が、ガリガリ削られていきました。
「そもそもこんなに項目いる?」
家賃は毎月固定。光熱費通信費月謝などは金額が出るのは月に1回。車関係や衣服費医療費や書籍代は削るの難しかったりするし。
となると、日々、「使いすぎてないか」レシートでチェックしたいのは、食費、外食費、レジャー費、子どもの雑費くらい。
「だったら……!」その4つと、後は全部『その他』。5つのボックスで「OK!」
お次は【集計】。
月に1回、レシートを集計。「その他」ボックスのレシートもここで分類。
「362円、822円、1,623円……」電卓を叩いて「こまかい!めんどくさい!!」
「会社の経費じゃないんだ、把握できればいいんだから!」と、10円単位は切り捨て。下二桁は全部、電卓の「00」でOK!うん、結構ラク!
『その他ボックス』の項目もざっくり記入。「衣服費と書籍費は全部雑費でいいよね、そんなに買うわけじゃないし」など、項目も簡略化。
ボックス分類じゃ気づかなかったこと、「電気代、高いかも?」「今月はガス代高いけど、来月はきっともっと上がるわね……」なども、書き出してみると分かります。
「で、できた……!」レシート分類、ざっくり計算、家計シートに記入。月に1回、1時間くらい。
これなら、続けられそう!
そして……最後に、最重要事項。
パパンにこれを見せて、家計【会議】!
シートに記入しながら気になったことを『議題』として、徹底討論です。
「なるほどね」
数字でスッキリ提示されてるので、パパンの理解も早いです。
「食費がちょっと多いね」
「そうなのよ。ちょっとビールを買いすぎちゃったのよね。来月は少し抑えてみるわ」
なんて。
例えば、突然パパンから「ちょっと食費かけすぎじゃない?」なんて言われたら、「な、なによ、私、毎日がんばってるのに!」なんて、怒っちゃいそう。
でも、数字で見ると、納得できるんですよね。
パパンにも、「ちょっとマンガ買いすぎじゃない?」と釘を刺しても、「いいじゃん別に」ではなく「確かに!」と、すんなり納得してもらえたり。
夫婦で、「家族のお金」について、スムーズに語り合える。
それが、こんなに嬉しいことなんだって、初めて知りました。
そうしたら、なんだか、家族の未来が、明るくなって見えてきて。
また一歩。「おきらくままん」へ、近づけた気がしています。
つづく…
キーワード / keyword
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
ルナルナの最新情報をお届けします