あくせくままん⑤ パパンに火をつける

頼めばなんでもやってくれるパパン。でも、本当は自分で考えて動いて欲しい・・・
悩んだ末にママンが考え付いたのは【家事分担ボード】。
家事と育児のタスクと担当を見える化したことで、パパンの攻略魂に火がついたようです。

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こんにちは、くまのママンです。

おかげさまで、暮らしの不安が、少しずつ軽くなってきております。

くまですが、カメの歩みで「おきらくままん」になれてるような気がしております。

家事育児の大変さは、「感情ではなく情報を伝える」ようにしたら、うちのパパン、「出社前の朝食作り」、「帰宅後に食器洗いと洗濯物干し」をやってくれるようになりました。

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すっごく助かってます。ありがたいです。

でもでも、まだまだ、毎日バタバタ、あくせくした暮らしではあります。

日々のやることが、私のキャパからは、はみ出ちゃってて。

うまくいかなくて、イライラと自己嫌悪の無限ループに陥りがちです。

 

例えば。

たまに早く帰ってこれた日、パパンは「ふ~っ、疲れた☆」とソファでくつろぎながら、スマホゲームしてたりします。

たまにですもの、ゆったり過ごしたいですよね。

私もね、仕事と家事育児に毎日追われて、ソファーでくつろぐ時間なんてないから、分かります。

 

そう、私、あなたの後ろで、今まさに、家事育児に追われてるんですけど!!!??

 

なんてイライラしつつも、深呼吸して「ちょっとゴメン、パパン!手伝ってくれない?!」と声をかけます。

「ハ~イ」と軽快に返事して、「何すればいい?」と指示を仰いでくるパパン。

頼めば、なんでもやってくれる、優しい人なんです。

 

でも……テンパってる時に、「何すればいい?」と聞かれても、私、うまく答えられなくて。

「見てわからない!?」「自分で考えて!!」なんて言葉を飲み込んで。

 

「えっと、えっと、そうだな、くうちゃんの体拭いてくれないかな?」なんて言いながら、自分の手が止まってしまって。

 

ええ、私が不器用なのが、問題なんだってこと、よーく分かっております、おりますとも。

 

こんな私とパパンの夫婦。

ストレスなく、楽しく暮らしていくためには、どうしたらいいのかな。

私が言わなくても、パパンが自分で動いて、やってくれたら……。

 

「あ!」

 

パパンの好きなこと。私が伝えたいこと。

これなら、いけるかも!?と、作ってみました。

家事育児分担ボード」です。

 

ホワイトボードに、日々の「やること」をリストアップ

その横に、色分けされたマグネットを貼って、「やった人」を表示。

私はピンク、パパンは青。

普段、朝は「朝食作り」のみが青で、他は全部ピンク。

 

こうして目で見てみると、「私、共働きで、こんなにやってるんだな……」なんて、自分のことを、褒めてあげたくなりました。

 

そして、これを見たパパン。

「すごいもの作ったね!」と褒めてくれた後、しばらく考えて。

「今日はオレ、これとこれとこれと……あとこれもできるから、やるね!」

タタタタタ~ンッッ!と、マグネットの色を変えていきました。

まるで、「自分の陣地」を増やすかのように。

 

そう、これは、指示を出すのが苦手な私と、ゲーム好きなパパンが、楽しくスムーズに家事育児の分担ができるような、とっておきの方策なのです。

 

うちはこれで、パパンの攻略魂に火をつけることに成功!

「今度の休みは、ぜ~んぶ青にしてみるよ!」なんて、言ってくれるようになりました。

ま、時々は仕事の出張などで、真っピンクになることもありますけどね……。

でも、これがあれば、乗り越えられるかなって思っています!

この記事のキュレーター

うだひろえ


マンガ家/イラストレーター、兼、二児の母。web・雑誌・書籍で、主にお金や家庭にまつわるエッセイを描(書)く。著書に「ママと子どもとお金の話」(サンクチュアリ出版)など。


Twitter: https://twitter.com/hiroeuda


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