あくせくままん③ 感情ではなく情報を伝える
自分のキャパオーバーに気付いたママン。
これをいかに「整理」してパパンに「伝える」か…今日も、ママンのアイデアが冴え渡ります!
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毎日あくせくしてるのを、なんとかしたいと常々思っております、くまのママンです。
前回、イライラやモヤモヤな感情を、とにかく紙に書き出してみましたら、気づいたことがありました。
日々の「やること」が、完全にキャパオーバーしていること。
そして、そのことに自分でも気づかずに、「つらい」「しんどい」と『感情』ばかり訴えてたこと。
感情を訴えると、友達は共感してくれて、癒されて。けど、なーんも解決はしなくって。
パパンなんて「それで?」「オレも疲れてるよ?」なんて返答で、「言うだけ無駄かな」って思ったり。
「私の伝え方が、まずかったんだ……」
でも、感情を書き出してみたら、自分で自分の状況を、把握することができた。
ーーーならば、これを、パパンにもやってみたら……?
とりあえず、自分の1日の流れを、書き出してみることにしました。
6時起床、炊事洗濯、自分の身支度、子どもの世話子どもの準備、登園、出社9時。ドタバタ。
16時まで仕事して、買い物、お迎え、時々通院、帰宅、炊事洗濯、風呂掃除食事、片付け、風呂、読み聞かせ寝かしつけ。ドッタンバッタン。
21時に子どもが寝てから、残った家事をして、雑務をこなして、終わり次第就寝。ぐったり。
書き出してみたものを、見て。
「結構、私、がんばってるよね……」と、自分を褒めてあげたくなりました。
「だって、自分の時間……これだけ、だよね」
タスクを、「自分のこと」「子どものこと」「家事」で色分けしてみます。
ちなみに、パパンは、7時に起きて、10分で朝食を食べ、10分で身支度し、10分トイレにこもって、7時半に家を出発。
子どもが寝てから帰宅して、食事、風呂、TV見て、就寝。
パパンが家でやってることって……「自分のこと」ばかり、だ。
もちろん、私が洗濯物を干していると、一緒にやってくれたりは、します。けど……。
正直、足りない。
「ねえ、パパン。ちょっとコレ見てみてくれない?」
私のタイムスケジュールを渡しました。
自分のこと、子どものこと、家事で、みっちり。
「毎日ドタバタで、ちょっとしんどいんだよね」
今まで何度も言ってきたこと。
あまりにも伝わらないから、諦めようかなと思ったりしたこと。
けど。
「なるほどねー。こりゃ大変だね」
書き出した紙を見たパパンには、すんっっっなり、伝わったんです。
「そ、そうなの!特に、朝のここと、夜のここ」
紙を指差しながら、伝えます。
「そっか、じゃあさ」
え!?じゃ、じゃあ!?
今まで聞いたことないセリフで、私、びっくりです。
「家事の部分で、できること、するよ。そうだな……うん、朝食はオレが作るよ、おにぎりくらいならできるしさ。夜も、仕事から帰ったら、洗濯物と食器洗いはするよ」
書き出したものの中から、自分ができそうなことを見つけて、やる、と言ってくれた、瞬間。
はっきりと、わかったんです。
パパンには、『情報』がなかっただけなんだ、と。
私の「大変さ」とか、「しんどさ」とか、「あくせく具合」を知る、情報が。
まさか私が、キャパオーバーしているなんて、助けを求めているなんて、思ってなかったんだと。
そうだよね。
私ですら、わかってなかったんですもの。
だけど、伝わった。
どうしたらいいのか、一緒に考えて、解決策まで出せた。
嬉しい。
「ありがとう……!!」
自然と、感謝の言葉が、出ていたのでした。
つづく…
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