ルナルナユーザーに聞いてみた!オンライン診療活用法

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、利用シーンが広がった「オンライン診療」。低用量ピル(以降ピル)など定期的に飲む薬の処方などと相性が良く、賢く利用することで受診の負担が減るなどのメリットがあります。今回は2020年6月に実施したアンケート調査(※)の結果を交えオンライン診療についてご紹介します。

経験者は少ないものの、利用者のリピート希望率は9割以上!

オンライン診療とは、家に居ながらスマートフォンやパソコン越しに医師の診察を受けられるサービスのこと。新型コロナウイルス感染症の感染拡大をきっかけに時限措置として初診でも受けられるようになり、これまでより利用しやすいサービスになりました。

 

ピル服薬者がかかる機会が多い産婦人科も、オンライン診療を導入する医療施設が増え、グッと身近な存在に。しかしルナルナが行ったアンケート調査では、「オンライン診療で産婦人科を受診したことがありますか」という質問に対し、「オンラインでのみ受診したことがある」が0.3%、「対面でもオンラインでも受診したことがある」が0.1%と、合わせても1.3%と、実際の利用者はまだまだ少ないようです。

しかしオンライン診療を受診したと答えた人に、「今後もオンライン診療を利用したいと思いますか」と訪ねると、「対面診療が難しいときは利用したい」が51.8%、「今後も積極的に利用したい」が41.2%となり、合わせると9割以上が今後も利用したいと回答。経験者は概ねオンライン診療に満足していることが分かります。

では経験者はオンライン診療のどのあたりに満足しているのでしょう。メリットとしてあげたのは「通院や待ち時間がなく時間が短縮できる」が77.3%と最も多く、2位「薬が自宅へ届く」65.9%、3位「感染症などのリスクが減る」46.6%と続きました。

さらに受診にかかる所要時間(受診から診療完了まで)について対面とオンラインで比較してみると、なんとオンライン診療の所要時間は、「30分未満」64.0%が最も多く、「30分から1時間」24.4%と合わせると、約9割の患者が1時間以内で受診を終えられているようです。対面は通院や待ち時間も含まれるので「1時間から2時間」が47.0%と最も多く、顕著な差がでました。

やはり時間が短縮できる点はオンライン診療の大きな魅力といえそうです。前日Webから予約して、翌日待ち時間なく最低限の時間で診察をうけられるので隙間時間を活用することもできますね。

こうしたメリットが経験者から未経験者に口コミで広まっていけば、「一度、利用してみようかな」と思う女性が増え、オンライン診療の利用者拡大につながっていきそうです。

 

ピルの処方ももちろんオンラインでOK!

オンライン診療未経験者にとって不安に感じがちなのは、「薬はどうするの?」ではないでしょうか。じつはオンライン診療でも薬の処方は可能。院内で処方される薬であれば自宅へ薬を発送してくれる場合がほとんどです。一方院外処方の場合は、処方箋が自宅に届くのでご自身で近くの薬局へ受け取りに行く必要があります。ただし、現在は新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう時限的な措置として、オンライン診療後に医療機関から薬局へ処方箋をFAX等で送付し、薬局にて処方箋情報の基づいた調剤、郵送が可能となっています。その場合は電話などにより服薬指導が実施されます。コロナ禍のステイホーム中、このシステムに助けられた人も多かったといいます。

 

実際、オンライン診療で産婦人科を受診した人の50.5%が、「服用する薬の処方」が目的と回答しています。また「どのような薬を処方されましたか」という質問では、避妊、治療と目的に違いはありますが、ピルと答えた人が、合わせて約9割に上りました。

もちろんオンラインですべての診療をカバーできるわけではありません。直接話せることで安心感がある、触診ができるなど、対面診療には対面診療の大きなメリットがあります。ただ体調も良く、とくにトラブルも抱えていないのに、ピルの処方のために毎月、産婦人科に通うのはちょっと面倒だと感じている人、仕事が忙しくて対面受診の時間が取れない人、医療機関で新型コロナウイルスなどの感染症にかかるリスクを少しでも低くしたい人などには、オンライン診療という選択肢の活用も検討してみてはいかがでしょうか?

 

産婦人科受診に特化した「ルナルナオンライン診療」

ルナルナ オンライン診療」は、オンラインでの受診が可能な産婦人科の検索はもちろん、医師による診療、決済、薬または処方箋の受け取りをすべて自宅に居ながらスマートフォンで行える便利なサービスです。

 

ピルの処方のため定期的に産婦人科を受診している方は特に、一度オンライン診療を体験してみてはいかがでしょうか。

対面診療とオンライン診療のそれぞれの利点を理解し、上手に使い分けることができればかなりの上級者。何度か利用するうちに、「この状況は対面で」「薬の処方だけだからオンラインで」と、シーンに応じて選択できるようになるとよいですね。

※『ルナルナ』、『ルナルナ ベビー』ユーザーへのアンケート調査:2020/06/04~2020/06/08実施 / n =8,241

この記事の監修
日本産科婦人科学会専門医  甲賀 かをり先生

<参考>
・厚生労働省「オンライン診療に関するホームページ」

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この記事のキュレーター

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