【ルナルナ みんなの声】ぐっすり眠るためにできること

2014年春に、みんなの声が「睡眠と女性ホルモンの関係」について調査したところ、なんとルナルナユーザーのうち44.3%の女性が「睡眠に満足していない」という驚きの事実が分かりました。
44.3%という数字をそのままにしておくことはできないと、今回のみんなの声では、あらためて睡眠をテーマにした番外編をお届けします。

前回ご紹介できなかったアンケートやみんなの意見を中心に、さらに快眠について考えてみましょう。

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前回の「睡眠と女性ホルモンの関係」で、毎日の睡眠の満足度について調べたところ、なんと44.3%もの人が「満足していない」と答えました。

では不眠症を医師に相談したことがあるかどうかを尋ねたところ、11.3%の人が「相談した」という結果に。

1割以上の人が、睡眠について深刻に悩んでいるようです。

しかしこれだけ多くの人が悩んでいるとなると、不眠症はいわば国民病。

実際、日本人を対象とした調査によれば、5人に1人が「睡眠で休養がとれていない」「なんらかの不眠がある」と回答しているとのデータもあります。

決してあなただけが眠れないのではありません。

「みんな悩んでいる」とゆったりと受け止め、「ちょっと相談してみよう」くらいの軽い気持ちで専門医に話してみるのもおすすめです。

不眠症は精神科や心療内科で扱う病気ですが、最初はかかりつけ医に相談してみるといいでしょう。

病院を受診し、不眠について相談するだけでも、症状が和らぐ人も多いそうです。

では医師に相談した人のうち、どれくらいの割合で不眠が改善したのでしょう。

 

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医師に相談して症状が改善した人の割合は、50.8%。

不眠は、ストレスや心身の病気、生活リズムや環境などさまざまな原因で起こるため、医師に相談するとかならず改善!とはいかないよう。

しかし約半数の人が症状の改善を実感していることを考えると、やはり医師への相談は不眠改善への第一歩と言えそうです。

治療法について自由に回答してもらったところ、「薬の処方」の回答が目立ちました。

このことから分かるように、現在の不眠治療は睡眠薬を用いた薬物療法が中心です。

睡眠薬は一度使い始めると手放せなくなり、次第に量が増えていくような怖いイメージがありますが、最近の睡眠薬はそういった心配はありません。

現在広く使われている睡眠薬は自然に近い眠りが得られ、副作用も少なく、安心して使えるそうです。

とは言ってもやはり薬は薬。医師の指導のもと適切に使用することが大切です。

また病院では薬を使わず、間違った睡眠習慣を改めたり、眠りに対するこだわりや不安を解消することで改善に導く治療もあります。

みんなの声のなかにもあったように、時々、不眠の原因が心身の病気にあった場合もあるようです。いずれにしても自分だけで判断せず、医師に相談するのがベストでしょう。

みんなの声の中には、「眠れない」以外にも睡眠の悩みがありました!

続いて、意外にも多かったあの不満について見ていきましょう。

 

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眠れない以外の睡眠への不満を伺ったところ、目立ったのが「体の凝り」に対するSOS。

いびきや、目覚めたときの頭痛や肩こり、手のしびれなどの悩みを持っている人は、枕が体に合っていないのかもしれません。

枕が高すぎると、首や肩の筋肉に負担がかかり、のどを圧迫してしまいます。いびきや、目覚めたときの肩こりは、高すぎる枕が原因かもしれません。

また仰向けの姿勢がつらくなるため、横向きの姿勢が増えるそう。「横向きでないと眠れない」という人は、枕が高すぎる可能性も。

今よりも少し低めの枕で寝心地を確かめてみてください。

反対に低すぎる枕は、首の骨の自然なカーブをゆがめるため、こちらも首の痛みや肩こりの原因に。

枕をしているのに、さらに自分の手を頭の下に入れてしまう人はいませんか?その場合は枕が低すぎると考えられます。

いい枕とは、首や肩に負担をかけず、なおかつ寝返りがしやすい枕。

今はいろいろな種類が販売されているうえ、身体のサイズに合わせてぴったりの枕を作ってくれるサービスもあります。

枕は大事なパートナー。肩こり、首こりに悩まされている人は、一度、真剣に枕と向きあってみるのもおすすめです。

 

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毎晩ぐっすりと快眠したい気持ちはみんなに共通していても、生活リズムやストレスの抱え方、そして必要な睡眠量は人それぞれ。

こうすれば快眠できる!という答えは一つではありません。

しかしたいていの人にあてはまる手立てはあるもので、それが今年の3月に厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠指針2014」です。

なかでも注目したいのが、第6条の環境づくりの項目。

「健康づくりのための睡眠指針2014」では、「温度や湿度は、季節に応じて、眠りを邪魔しない範囲に保つことが基本で、心地よいと感じられる程度に調整しましょう。また、明るい光が目を覚ます作用があるため。就寝前の寝室の照明が明るすぎたり、特にこれが白っぽい色味であったりすると、睡眠の質が低下します。就寝時には、必ずしも真っ暗にする必要はありませんが、自分が不安を感じない程度の暗さにすることが大切です」と記されています。

このように「健康づくりのための睡眠指針2014」には、より充実した睡眠についての分かりやすい情報がていねいに書かれています。

睡眠環境を見直す時の指針として役立ててはいかがでしょう。

最後はみんなのちょっと変わった快眠術についてご紹介します。

効果ありそう!と思ったら、今夜からさっそくマネしてみてください。

 

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前回「睡眠と女性ホルモンの関係」をテーマにした時は、「かならず湯船につかる」18.1%、「就寝前にリラックスする」14.8%と、回答数が多かった順に快眠術をご紹介しましたが、今回ピックアップしたのは、少人数ながらもちょっと気になったおもしろい方法。

なかでも「アロマをたく」は約15名が答えた、なかなか有力な情報です。

リラックスに役立つアロマはもちろん快眠のためには有効。

とくに神経の高ぶりを鎮めてくれ、自然と眠りを誘うラベンダーやカモミールがおすすめです。

またいくつか「旦那さんに隣にいてもらう」「彼氏と抱き合う」といった素敵な回答もありました。

パートナーがそばにいることでリラックスでき、心地よい眠りにつながっているのかもしれません。

「計算をする」というのも実は正解。不眠症の人が難しい計算を頭の中で行うと早く眠りにつけたという研究があるそうです。

ただし不眠症でない人が行うとかえって眠れなくなる場合があるようなので注意が必要です。

「今から寝る」と言い聞かせるのは、自己暗示の一種で、いわばおまじないのようなものでしょう。

たとえ心身への影響が医学的に証明されていない行動でも、「私はこうすると眠れる」というおまじないがあると、その行動をきっかけに眠りのスイッチが入りやすいようです。

ルナルナみんなの声の番外編はいかがでしたか。

いくつかご紹介した情報は、皆さまの睡眠ライフに役立てていただければと思います。

がんばる女性すべてにぐっすりと気持ちのいい眠りが訪れるよう、ルナルナは願っています。

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この記事のキュレーター

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