生理中(ブルー期)は、パートナーとどのように過ごせばいい?

生理中は、カラダもココロもテンションが低め。
そんな時にパートナーから求められたら、どうすればよいのでしょうか。

生理中”ブルー期”のカラダとココロ

生理中は、カラダもココロもテンションダウン中。

お腹が痛かったり、頭が痛かったり、体調があまりよくない時。

さらに、体温も低めな状態で、お肌も敏感になっている時期なので、少しの刺激でも痛みを感じやすくなったりして気持ちよさがイマイチな時期です。

生理中は、経血として不要なものを排出している時期でもあるのに、セックスすることによって子宮内に経血が押し戻されてしまうことも。

免疫力も弱っている時期なため、感染症にかかりやすくなるというリスクもあります。衛生面を考えて、生理中にはセックスは避けたほうが無難。

キスやハグなどで、のんびりとした優しいスキンシップにとどめておくのがおすすめの時期です。

 

「生理中のセックスは妊娠しない」と勘違いしている男性は多いもの。

しかし、そんなことはありません!!

精子の寿命は約5日。また、女性のカラダはとてもデリケートなので、生理直後に排卵が起きる可能性はゼロとは言い切れません。

つまり、避妊をせず生理中にセックスをした場合には、妊娠する可能性があるということです。

衛生的な面からも生理中のセックスはできれば控えたいものですが、どうしてもお互いの気持ちが高ぶってしまった・・・ということもあるでしょう。

出血量が減る、生理が終わりかけの時期であればセックスは可能ですが、その際は、必ずコンドームをつけるようにしましょう。

この記事の監修 
日本産科婦人科学会専門医  甲賀 かをり先生

初回公開日:2017年3月1日
最終監修日:2021年5月23日

この記事のキュレーター

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