なぜ生理前に肌トラブルが起きやすいの？

生理前はニキビができやすくなることはよく知られていますね。 黄体期になると、黄体ホルモン（プロゲステロン）の増加によって皮脂の分泌が高まるからです。 黄体期の終わり頃になると、プロゲステロンは減り始めますが、それでも体温はまだ高く、オイリー肌が続き、ニキビができやすくなっています。 過剰になる皮脂は、ニキビだけでなく肌荒れ・湿疹などお肌のトラブルの原因になっています。 さらにこの時期は、紫外線に反応しやすくメラニン色素が沈着しやすいためシミ・ソバカスもできやすく、くすみやクマが目立つようになります。

今日から取り組む、肌トラブル解消法！

①丁寧な洗顔と保湿！ 大切なのは、洗顔３：すすぎ７というようにすすぎに重点をおくこと。また、皮脂の分泌でベタベタしているのは肌表面だけで、深部は逆に水分不足で乾燥気味になります。脂っぽいから…といって保湿を控えるのではなく、しっかり保湿してあげることが大切です。

②食事で動物性脂肪を控える ニキビや吹き出物が気になる方は、肉や乳製品など動物性脂肪分を多く摂ってはいませんか？まずは食生活を振り返ってみましょう。動物性脂肪を控え、皮膚の新陳代謝を促すビタミンB群（魚やレバー・卵・豆類など）を中心に、旬の野菜やフルーツでたっぷりのビタミンCを補ってください。

③ルナルナ有料版でキレイ肌を目指す あなたの生理周期・ホルモンバランスに合わせ、その時期に起こりやすい症状や原因、ワンポイントケア方法なども取り入れた、365日毎日違うアドバイスをお知らせしています。 毎日の食事・運動をはじめとした積み重ねが今のあなたを作っています。 大事なのは、きちんと今の自分のカラダを把握し、時期に合わせたケアをしてあげること！ この機会に有料版ルナルナに入会して、もっと自分をケアしてあげませんか？

この記事の監修
婦人科専門医  松村 圭子先生

初回公開日：2015年4月2日
最終監修日：2021年4月21日