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当てはまる人は注意!不妊症になりやすい人の特徴と予防方法
結婚して子どもが欲しいと願う夫婦にとって、不妊は切実な問題です。しかし、現代では不妊に悩む夫婦が多くいます。
原因はさまざまですが、女性の晩婚化による高齢化も一つの原因です。
もちろん女性だけではなく、男性側に原因がある場合もあります。不妊症になりやすい人にはどのような特徴があるのか、予防方法を合わせて紹介します。
月経に異常がある人は不妊症になりやすい
月経の周期が24日以内など短い人や、反対に周期が39日以上空く人は、排卵が起こっていない場合があり妊娠しにくい傾向にあります。
また、月経の量が極端に少ない、2日以内と短い場合などは、排卵がないことが考えられ、不妊になりやすいのです。
このような月経異常の原因はさまざまですが、極端に痩せている人や太っている人は月経のトラブルを起こしやすいとされています。
食生活も不妊に関係する?
卵巣に栄養がいかないと、機能を十分に果たすことができません。
ダイエットの食事制限などで栄養が不足してしまうとホルモンの分泌が妨げられ、排卵障害などのリスクが高まります。
また、太って大きくなった脂肪細胞からは、アディポネクチンというタンパク質の分泌が減ってしまいます。
それは卵巣の皮を厚くしてしまう原因となり、卵子の成長を邪魔したり、排卵しにくくしたりすることがわかっています。
極端なダイエットをすると栄養が不足します。
さらにリバウンドしやすくなり、結果太ってしまいますね。
そうならないためにも、ダイエットは食事制限だけでなく運動も合わせてバランスよく行うことで、不妊予防につながります。
冷え性の人は不妊症になりやすい?
不妊症になりやすい人の特徴として、冷え症が挙げられます。
冷え性の場合、血流が悪くなるので、子宮や卵巣に必要な栄養素や酸素が届かず、生殖機能が低下してしまいます。
それは月経不順の原因となることもあり、不妊症につながることもあります。
冷え性を改善するには、運動をする、お風呂はシャワーだけで済ませず湯船に入るなど、血行をよくする習慣をつけることが必要です。
また、冷たいものばかりを飲んだり食べたりしない、足を冷やさないように寒い日はタイツを履く、冷房のきいた部屋ではひざ掛けを利用するなど、体を冷やさないようにしましょう。
この記事の監修
婦人科専門医 松村 圭子先生
初回公開日:2015年4月2日
最終監修日:2021年4月21日
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