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ちゃんと出てる?女性ホルモンのバランスをチェックしよう
女性ホルモンのバランスを整えて、ココロとカラダの健康を維持したいものですね。女性ホルモンは量よりバランスが大切です。
この女性ホルモンのバランスが崩れると、さまざまな不調を引き起こすことがあります。あなたの女性ホルモンバランスをチェックして、美容と健康に役立てましょう。
あなたの女性ホルモン、ちゃんと出てる?
髪やお肌を艶々にしたり、女性らしいカラダをつくったり、妊娠や出産の準備をする女性ホルモン。
女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つがあります。
「キレイになるならたくさん出したい」と考えがちですが、実は大切なのは分泌量よりも2つのバランスです。
女性ホルモンのバランスが崩れると、カラダに不調を感じたり、排卵障害による不妊症になったりと、さまざまな影響があらわれます。まずはこちらであなたの女性ホルモンの分泌をチェックしてみましょう。
□ コンビニ弁当や菓子パンをよく食べる
□ 年に3〜4回は極端なダイエットを強行する
□ 朝なかなか起きられない
□ 睡眠時間が1日5時間以下
□ 生理の経血量が減った
□ 手足の冷えが強く、平熱は36℃以下
□ 生理が不規則になってきた
□ フェイスラインやデコルテ、背中にニキビができる
□ 風邪をひいても、代わりがいないので仕事を休まない
□ 怒りや不安で眠れないことがある
チェックがついた数が3つ以内であれば、ホルモンバランスは良好。多少トラブルが出たとしても、生活をちょっと見直せばリカバリー可能です。
逆に、チェックが多いほど、ホルモンバランスが微妙に…。
特に7個以上チェックがついた人は要注意。すでにホルモンバランスの崩れによる不調が出ている状況であると考えられます。
生理の経血量が減る、生理が不規則になったなどの症状がある場合は、一度婦人科を受診してみることをオススメします。
女性ホルモンのバランスが崩れるとこんな症状も
女性ホルモンのバランスが崩れると、チェックリストに登場した生理の不調のほかにも、さまざまな症状が出ます。
心当たりがある場合は、まずは規則正しい生活を意識してみましょう。
・急に体重が増えた(数年で5kg以上)
・お腹周りに脂肪がついた(ウエストが10cm以上増えた)
・だるさや疲れを感じることが増えた
・性欲の低下(セックスに前より興味がなくなった)
・無性に甘いものが食べたくなる
・アレルギーを発症した、症状がひどくなった
・髪に艶やコシがなくなった、抜ける
・カンジダ膣炎を繰り返す
無頓着はNG!美容と健康のために基礎体温をつけよう
女性ホルモンがバランス良く、きちんと分泌されているかを日頃からチェックすることは、美容と健康に役立ちます。
女性ホルモンのバランスをチェックするために、オススメしたいのが基礎体温。
基礎体温をつけることで、毎月の生理のリズムを把握できると同時に、女性ホルモンの分泌をチェックできます。
基礎体温を測ると、低温期と高温期がわかります。低温期はエストロゲン(卵胞ホルモン)が、高温期はプロゲステロン(黄体ホルモン)が優位になって分泌されていることを示しています。
生理後から排卵までの、エストロゲン(卵胞ホルモン)が多い低温期は、卵胞が成長している時期です。
排卵日以降から生理前までの、プロゲステロン(黄体ホルモン)が多い高温期は、本来妊娠を成立させて維持する時期です。
エストロゲン(卵胞ホルモン)が多い低温期はやせやすく、プロゲステロン(黄体ホルモン)が多い高温期は太りやすいといわれます。
基礎体温で自分のカラダのリズムを知ることは、計画的なダイエットにも役立ちます。
★今回のポイント★
・女性ホルモンは分泌量よりバランスが大切
・女性ホルモンの乱れは、生理以外にも様々な不調を引き起こす
・女性ホルモンの分泌は、基礎体温でチェックしよう
この記事の監修
婦人科専門医 松村 圭子先生
参考文献:
松村 圭子著『女性ホルモンがつくる、キレイの秘密』
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