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眠れない。やる気が出ない…もしかして、私はうつ病?
何をしても楽しくない。食欲がなく、眠れない日が続く。自分はダメな人間だと感じてしまう…
このような症状に思い当たることはありませんか。もし、このような症状が2週間以上続いていたとしたら、それはうつ病かもしれません。
こんな症状はありませんか?
□ 憂うつで気分が重く、沈みがち
□ 何でもないのに不安になり、悲しくなる
□ イライラする
□ 集中力がなくなった
□ 好きなことさえもやりたくない
□ 細かいことが気になってしまう
□ 悪いことをしているように感じ、自分を責める
□ 涙もろくなった
□ 飲酒量が増えた
□ 死にたいと思ってしまう
□ 眠れない
□ 思考力が落ちる
□ カラダがだるい
□ 疲れやすい
□ 頭痛、肩こりがある
□ 動悸がする
□ 胃の不快感が続く
□ 食欲がない
□ 性欲がない
□ 便秘がち
□ めまいがする
□ 口が渇く
このような症状は、毎日の暮らしの中で多かれ少なかれ誰もが感じることなのですが、一日中ほぼ絶え間なく続き、しかも2週間以上続いている場合はうつ病の可能性があるといわれています。
ただし、自己判断は危険。
うつ病には様々なタイプがあり、それぞれ治療法が異なります。
また、一見うつ病の症状のように見えても、実は「双極性障害(躁うつ病)」や「統合失調症」など別の病気が原因の場合もあるのです。
もしかして、うつ病!?そんな場合の対応について
ご紹介したココロやカラダに現れる症状はあくまでも目安です。
思い当たる症状が多く、特に「消えてしまいたい」・「自分には生きている意味がない」と感じている場合には、一刻も早く、総合病院の精神科や心療内科、精神科専門のクリニックで適切な治療を受けることが大切です。
適切な病院やクリニックが見当たらない場合には、地元の保健所や精神保健福祉センターに相談しましょう。
また、家族や周囲の方がうつ病になっている可能性がある場合は病気のことを正しく知り、専門医受診を勧めましょう。
うつ病にならないために
うつ病は、過労や生活環境の急激な変化などで精神的ストレスや身体的ストレスが重なってしまい、脳がうまく働かなくなっている状態です。
脳がうまく働かなくなると、物事のとらえ方や考え方が否定的になり、何でもないことが辛くなることが多いのです。
そのため、うつ病を予防する手段として「職場や生活環境を見直し、自分にとって何がストレスになっているのかを見極めて、対処法を考える」ことが第一歩。
また、「サポートをしてくれる人や制度を探す」ことも大切です。
★今回のポイント★
・ココロとカラダの不調が2週間以上続く場合は、うつ病の可能性がある
・うつ病の可能性がある場合は、一日も早く専門医を受診しよう
・過度なストレスがかかっていないか、生活環境を見直そう
この記事の監修
婦人科専門医 松村 圭子先生
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