あくせくままん⑩ 簡単!保険の見直し方
基本的な保険の見直し時期は、就職・転職、結婚、出産、住宅購入、子どもの入学や独立、退職などのタイミング。
でも、大きな固定費となる保険は適宜見直した方がよいのだとか。
今回は、【必要な保障額】の算出方法をパパンに教えてもらいましょう!
こんにちは。
「ゆとり財布」ができたことで、生活にもゆとりができてきた、ママンです。
だって、「もしも」の時の不安も、ゆとり財布があれば、ある程度は安心、ですものね。
「じゃあ、この機会に、ママンも【保険の見直し】に挑戦してみようか!」
FP(ファイナンシャルプランナー)であるパパンが提案してくれました。
今まで、うちの保険は、パパンがプロとして見直してくれていました。
でも、このままだと、パパンに何かあった時に、私があたふたしてしまうことは明らか。
「そんなことになったらどうしよう……!」と不安に駆られるくらいなら。
あくせくママンから、おきらくママンになるために!
私、やります!!
「……とは言ったものの、今のうちって、保険の見直しのタイミングじゃないわよね?」
「そうだね、一般的には……」
● 保険の見直し時期
「就職・転職」「結婚」「出産」「住宅購入」「子どもの入学」「子どもの独立」「退職」などのライフイベントごと
「ただ、保険料は大きな<固定費>だから、見直せるならいつでもやったほうがいいんだ」
「確かに、月々1,000円でも安くなるなら大きいものね……!」
まずは
現状把握
①:もしもの時、【必要な額】はいくら?
死亡保障でカバーすべきポイントは4つ。
< 住宅費 >…持ち家or賃貸で異なる。(住宅ローンを組む際の団信加入で住宅費の不安軽減。賃貸の場合は引越し費用も考慮)
< 生活費 >…現在の7割程度で計算。(1人減った分)
< 子どもの教育費 >…子どもの数、年齢で変動。(年齢が上がれば必要額は減少)
< 葬式代・墓代など >…マチマチだが数十万円~数百万。
「うちはパパンの名義で住宅ローンを組んで団信にも加入してるから、パパンにもしものことがあっても、住宅費はあまり気にしなくていいのね。ただ私に何かあった場合は、ローンはそのまま、収入は減るから、考えなくちゃね。生活費は、家計シートから算出してみたけど、月18万円くらいね、共働きから片方だけになってもそれくらいならなんとかなりそう。子どもは5歳と3歳だから、1人あたり1,000万、二人で2,000万円はほしいところね。墓代は代々の墓があるし、葬式もシンプルでいいから、100万円くらいで済ませたいわ」
医療保障でカバーすべきポイントは、<公的保障で足りない分>の生活費、医療費
「私が入院した場合、子どものお世話を頼むシッターさんのお金も考えなくちゃいけないわよね」
②:もしもの時の【公的保障】はいくら?
パパン(会社員)の死亡時/病気や怪我で入院通院時、ママン(会社員)の死亡時/病気や怪我で入院通院時
公的な医療保障(高額療養費制度の限度額など)、遺族年金の額など【我が家の場合】をチェック!
「子どもが小さいから遺族年金もしっかりもらえるのよね。健康保険の医療保障も結構あるから心強いわ」
③:もしもの時に対応できる【貯金】はいくら?
教育費や住宅購入のための貯金ではなく、ゆとり財布の中の「もしも」対応用の貯金。
そして
【必要な保障額を算出】
① ー ( ② + ③ ) = 必要な保障額となる。
「なるほどね、だから、ゆとり財布の貯金が増えたら見直すのね」
計算してみる。
電卓タカタカターン!
「うん、ゆとり財布にまだそれほど入ってないから、それほど変わらないわ」
「そうだね。例えばこれが100万円あれば、かなり変わってくるよね」
「確かにそうね」
「生命保険は解約すると戻りが減る場合があるから、慎重に見直しする必要があるんだけど……掛け捨ての医療保険は、こまめに見直してみるのがいいよね」
「なるほどね~」
「ちなみに、300万円あれば、保険に入らなくてもおおよそのことに対応できると言われているよ」
「いやゆとり財布に300万も入れられないし、入ったとしてもいつになるやらよ……」
「まあね、だからうちは、保険には入るよ。無理なく、多すぎず、少なすぎず、適正価格でね」
「それがまた難しいのよね~」私、ネットでいろんな医療保険を検索。たっくさんあって、頭ぐるぐる。
「それも、ポイントを抑えれば、簡単だよ!」
パパンの力強い言葉に後押しされて、私、もうちょっとやってみます!
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