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セックス後の出血・ヒリヒリ…もしかして病気?
セックスの後、血が混じっていることに気づいた!こんなとき考えられる出血の原因と対処法は?
セックス後に出血する理由
セックス後に出血していることに気づいたら、何が原因か思い当たるものを確認しましょう。
・乱暴な扱いで外陰部や膣に傷ができることによる出血(外傷)
・セックスによる刺激によって子宮頸部の炎症やびらんから出血 などが考えられます。
出血後の対処は?
外陰部からの出血の場合は、もともと肌が弱かったり、アトピー性皮膚炎だったりすると、セックスの刺激でピリピリしてしまったり、切れてしまったり、かゆみを感じやすいことも。セックスのたびに症状が出たり、市販のデリケートゾーン専用の薬を塗ってみて2~3日しても症状が改善しない場合には婦人科を受診しましょう。
外陰部に傷がないにもかかわらず、出血やおりものに血が混じるような状態の場合はセックスの物理的な刺激によってびらんやポリープから出血した可能性があります。びらんは子宮の入口がただれているように見える状態ですが生理的なもので病気ではなく、20~40代女性のおよそ9割にあるといわれています。
また、セックス後の出血は子宮頸がんの数少ない自覚症状のひとつでもあります。ここ1年子宮頸がんの検査を受けていない人や、セックスのたびに出血したりする場合には婦人科で子宮頸がん検診を受けましょう。
慢性的にセックス後に出血がある場合も、最近出血するようになった場合も、カラダからの何かしらのサイン。 「お医者さんへの説明が恥ずかしい…」「もし病気だったらと思うと怖い」など、婦人科受診にはハードルがありますが、放っておかずに必ず定期的に婦人科を受診しましょう。
この記事の監修
婦人科専門医 松村 圭子先生
初回公開日:2015年4月2日
最終監修日:2021年4月21日
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