【生理周期別】オススメの食べ物~排卵後編~

プロゲステロンが増え始める排卵後。妊娠準備に入るこの時期は、便秘になったり、むくみが出やすくなったりします。今回は、この時期の食生活で気を付けたい点をご紹介します。

排卵後のカラダの変化

受精に備え、卵巣内で育った成熟卵胞から卵子が飛び出すのが排卵。
この時期にはカラダにさまざまな変化があらわれます。

排卵直前はエストロゲンの分泌がピークに達し、排卵直後にはプロゲステロンが増え始めます。

個人差はあるものの、このホルモンバランスの変化により自律神経が影響を受けるため、血行が悪くなり、冷えやむくみ、腰回りが重くなるなどの症状が出やすくなります。
なかには、偏頭痛や出血を起こす人も。

排卵後は、リバウンドしない食生活を意識して

生理後のやせ期にダイエットして体重を落とした人は、この時期にリバウンドしないよう注意が必要です。
食物繊維やビタミン、ミネラル、タンパク質を積極的に摂るようにしましょう。

排卵後は、徐々に体は老廃物や水分を溜め込むようになっていきます。
その影響を受けないためにも、この時期に腸内環境を整えておくことが大切。バランスのよい食生活を心がけるとともに、ヨーグルトやキムチなどの発酵食品を取り入れるようにしましょう。

むくみ予防にはカリウムを

排卵後のむくみ対策には、余分な水分を排出してくれるカリウムを摂取しましょう。

食材は、トマトやキュウリ、すいか、バナナ、アサリなどがオススメ。
パセリやヨモギなどもカリウムを多く含んでいます。

ヨモギに関しては、有害物質を吸着し、排出する働きがあるので便秘の解消にも効果的ですよ。さらに、ヨモギに含まれるクロロフィルは、ヘモグロビンの生成をサポートし、貧血予防にもなります。

血行を促すクエン酸

血液やリンパの流れを良好にすることで、老廃物の排出を促すとともに、血行を改善することができます。

それをサポートしてくれる栄養素の一つがクエン酸。

クエン酸が豊富に含まれている食材として代表的なのは、梅干しです。
ビタミンEが含まれ、血行をよくしてくれる作用も。
むくみに効くほか、疲労回復にもオススメの食材です。

梅干しの他には、リンゴやレモン、キウイやトマトなどを入れたグリーンスムージーがオススメ。栄養満点で、血行もよくなり、むくみ予防にもなります。
グリーンスムージーは、毎日飲むことで肌をキレイにする効果もあるとか。
生理周期問わず、習慣にしたいですね。

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この記事の監修
婦人科専門医  松村 圭子先生
初回公開日:2015年5月15日
最終監修日:2021年10月24日

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