どうして生理前に食欲が増すの？

日頃からダイエットのため食事に気をつけている人でも、生理前だけはどうしても食欲が抑えられず、甘いケーキやポテトチップなどの高カロリーなおやつを食べてしまう方も多いのではないでしょうか。

この「生理前にお腹が空く」ことは、PMS（月経前症候群）の身体的な症状の1つです。

努力をムダにしない！生理前の食欲を抑えるには？

PMSを言いわけにして思う存分に食べたい気持ちも理解できますが、生理の度にダイエットの効果が水の泡になってしまうのは困りますよね。
では、どうしたら良いのでしょう。

生理前の食欲を抑えるためには、「栄養療法」が有効だと言われています。実際、PMS患者の約30％に改善効果がみられたそうです。

栄養療法のポイントは、この4点！

①栄養バランスのよい食事をする
脂肪・砂糖・塩分の摂り過ぎに注意しましょう。

②玄米・全粒粉・雑穀が含まれる食品に替える
消化の良い白米を玄米など食物繊維が多く含まれる食品に替えることで、腹もちがよくなります。

③カフェイン・アルコールを含む飲料は控える
食欲増進効果がある刺激物の摂取は避けましょう。

④絶食や欠食をしない
血糖値の低下と過食を防ぐため、1日3回の食事をしましょう。
どうしてもお腹が空いて我慢できない場合には、玄米・全粒粉入りクッキーなどを少しだけ食べましょう。

それでも改善が見られない場合には

栄養療法とあわせてオススメなのが、サプリメントの活用。
PMSの軽減には、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6、ビタミンE、テアニン、月見草オイルのサプリメントが役立つとされています。

しかし、これらの栄養素は食品からの摂取では問題がなくても、サプリメントでは過剰摂取となりカラダの不調を引き起こすことも・・・
医師や管理栄養士の指導の下で、適切な量を摂取することが大切です。

食生活の見直しからスタートし、それでもPMSの症状が全く改善されない場合には医師に相談してみましょう。

PMSの症状として、食欲が増す以外にも「イライラする」・「気分が落ち込む」ということもあります。
そんな時は、リラックマに癒されてみてはどうでしょうか？
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