入院生活と生後1ヶ月を乗り切るための出産準備。ベビー服や紙おむつはどのくらい必要?

「おしりふきってどのくらい使うの?」必要なことはわかっていても、初産婦さんには使う量の見当がつきませんよね。あれもこれも一気に揃えると大変な出産準備。まずは外出できるようになるまでの1ヶ月を乗り切ることを目安に、衣類と消耗品の用意を考えてみませんか? 

病院でもらう入院時の持ち物リストには「おしりふき」「お産パッド」などと書いてありますが、初めての出産では、どれくらいあれば足りるのか想像もつきません。

外に買い物に出られるようになるまで1ヶ月間。入院生活から生後1ヶ月までを乗り切るための衣類や消耗品の量を考えてみます。

ベビー服

長肌着、コンビ肌着、カバーオール、ツーウェイオール……初産婦にはそれぞれのベビー服の名前が、初めて目にする外国語のようですよね。

いろいろな形の洋服があるなかで揃えておきたいのは「短肌着」「コンビ肌着」「ツーウェイオール」の3種類。

重ね方はコンビ肌着を中心に考えていきましょう。夏は肌着2種類、冬は3種類すべてを重ね着。春や秋はコンビ肌着と薄いツーウェイオール、肌寒い時期は内側に短肌着をプラスします。

薄着に感じるかもしれませんが、赤ちゃんは体温が高くて汗っかき。ほとんどの時間を寝て過ごす新生児は、着るものは少なめにしておくるみやブランケットで調整してあげるのがコツです。

汗をかいたり汚れたり、新生児は1日に3回以上着替えることも。

洗濯物が乾かない時期や乾燥機がない場合、洗濯をこまめにできない場合にはベビー服が多めに必要です。

産後の身体に無理は禁物。洗濯はできるだけ家族にお願いするようにして、毎日洗うとしても5枚ずつは必須です。

紙おむつ・おしりふき

新生児のおむつ交換は1日10~20回。約90枚入りの紙おむつ1パックを約1週間で使いきる計算です。

注意したいのはサイズアップのタイミング。

はやい子は1~2週間で新生児サイズを卒業してしまいますので、まとめ買いはせず、出産前の準備は1パックにしておくのが賢明です。

追加分は家族に買ってきてもらえるように、おうちの近くで紙おむつを買える場所と品ぞろえをチェックしておきましょう。

配送が早い通販サイトやネットスーパーを下調べしておくと、ほしいものをママの目で選べますね。

おしりふきの使用量は個人差がありますが、1パックを1週間弱で使いきってしまいます。ずっと使うものなので保管スペースがあればまとめ買いしてしまいましょう。

ママ用パジャマ・産褥ショーツ・お産パッド

入院時の持ち物は病院によって違います。

パジャマ持参の場合は、季節を問わず薄めの綿素材がおすすめです。

産科の病棟は室温が高め。さらに、慣れない授乳や沐浴で汗だくになってしまいがち。 毎日きれいなものを着られるように、家族が洗濯して持って来られるか、病棟にランドリー設備があるかを確認して枚数を決めます。

寒い時期はカーディガンなど羽織るもので調節。前開きや授乳口付きなど、病院からデザインの指定がある場合はそれに従ってください。

産褥ショーツは、医師や助産師の処置のために股の部分が開くようになっているもの。退院後は使わないので基本的にパジャマと同じ数があれば間に合います。

ただ、産後はトイレに行くのも一苦労ですし、血液で汚れてしまうことも考えられます。1~2枚多めに用意できればより安心ですね。

お産パットは産後数日の量が多い悪露に活躍しますが、厚くて大きいのが難点。数日たって動くようになるとちょっと不快かもしれません。

1~2パックで様子を見て、代わりに夜用生理ナプキンを多めに持参しましょう。

ナプキンなら余っても後々使えます。個人差はありますが約20枚入りを入院中で3パック、1ヶ月乗り切るなら10パック程度用意すると安心です。

お産パッドや清浄綿などの消耗品は「お産セット」として渡す病院も多くありますので、あらかじめ中身を聞いて買い物の参考にしましょう。

「とりあえず」で無駄なくシンプルに

初めての妊娠・出産では見当のつかないことがたくさん。

赤ちゃんとの生活が始まってみないとわからないことが多く、まとめて買い揃えると無駄になってしまうものも出てきます。

まずは1ヶ月を乗り切ることを目安に揃えてみませんか?

この記事のキュレーター

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