みんなどうしてる?イマドキ母娘の子宮頸がん対策
ルナルナは女性の皆様の健康と幸せに貢献したいという思いから、”子宮頸がん”のコラム配信や啓発を行っています。今回はユーザーの皆様にアンケートにご協力いただき、意識調査を行いました。
皆様にお答えいただいたアンケート結果をもとに、イマドキの母娘の子宮頸がんに対する意識についてのレポートをお届けします。
子宮頸がんについてどれくらい知ってる?
子宮頸がんについて、「名前だけでなく、病気についても知っている」人38.4%、「名前だけ知っている」61.3%、合計99.7%、ルナルナユーザーのほとんどの方が子宮頸がんという病気を何かしら知っているということがわかりました。
ルナルナユーザーの子宮頸がん検診の受診率、驚きの…○%!
続いて、子宮頸がん検診の受診状況についても聞きました。
その結果、定期的に受診している割合は「2年に1回受診している」+「1年に1回受診している」で22.5%、その他「不定期だか受診している」「過去に1回だけ受診したことがある」など、一度でも検診を受けたことがあるユーザーが53.6%と半数以上の結果。
日本のがん検診受診率は30~40%程度で、欧米先進国の70~80%の受診率に比べるとまだまだ低く、受診率向上は急務とされています。
”子宮頸がん”においては、平成25年の検診受診率は42.1%※で、定期的な受診率はもう少し下がるものと思われます。こうした状況を考えると、30代以上の定期健診受診率が4割を超えるルナルナユーザーの健康に対する意識はかなり高く、自身のカラダと真摯に向き合っている様子が伺えます。
※厚生労働省「平成25年 国民生活基礎調査」子宮頸がん検診は「20歳以上」「2年に1度」の受診が勧奨されているため、平成24年と平成25年の検診受診者数の合計に基づく検診受診率です。
イマドキ母娘は「子宮頸がん」の話ってするの?
また、アンケートでは娘を持つお母さんを対象に、娘と子宮頸がん検診やワクチンの接種について話し合ったりしているか?という調査も行いました。
その結果、子宮頸がんが気になりはじめる、10代後半以降の娘を持つお母さんの約半数が、娘と子宮頸がん検診やワクチンの接種について話したことがありました。
子宮頸がんには「セックス経験の有無」なども関わるため、普段の関係が良好な母娘であっても話しやすくはない話題だと思います。
そんな中でも、約半数のお母さんが娘と子宮頸がんについてのコミュニケーションを取っているというのは、意外な結果でした。
検診やワクチンの接種は、面倒だと感じたり、恥ずかしいと感じることもあり、不安が大きいものです。
娘としてはお母さんから話をする機会や情報をもらえると頼もしく、不安を相談する良い機会となるのではないでしょうか。
また、子宮頸がんの原因について質問したところ、原因を「よく理解している」「大体知っている」と回答した10代後半~20代前半の割合が低く、30代以降で認知が高くなる傾向が見られました。
若い年代では子宮頸がんという病気の存在は知っていても、原因までは知らないという人が多いということがわかりました。
子宮頸がんの原因を知っていますか?
“子宮頸がん”のほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で、HPVは、性交渉で感染することが知られています。
約80%の女性が知らない間にこのウイルスに感染していると言われており、多くの場合ウイルスは自分の免疫力などで自然に排除されます。
しかし排除されず数年から数十年にわたって持続的に感染してしまった場合には、“子宮頸がん”の前がん病変や“子宮頸がん”になることがあると考えられています。
娘に「子宮頸がん検診を受けて欲しい」が多数
さらにアンケートにて、子宮頸がん検診を受けることについてどう思うか質問をしたところ、年齢が15歳~29歳の娘を持つお母さんの半数以上が検診を「受けて欲しい」と思っているのに対し、「受けたことがある」のは約21~24%程度と、娘には受けて欲しいものの、検診を受けている娘の割合は少なくなっています。
母と娘で子宮頸がんについて話をする際には、まだ検診を受けたことがない娘さんに検診に行って欲しい旨を伝え、場合によっては母娘で一緒に検診を受けて、お互いにお互いの健康を気にかけられる関係作りができたら素敵ですよね。
ルナルナは利用者の皆様の健康と幸せに貢献することを願い、ルナルナユーザーの皆様が少しでもご自身の身体、健康に目を向けるきっかけになれるよう、これからも子宮頸がんに関する情報を発信していきます。
【調査実施時期】2016年2月4日~7日
【回収数・有効回答数 】有効回答数:8132件
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