「妊活」を知り、【任活】を考える、男性限定フューチャーセッション Vol.02 後編

イマドキ男性の新たな価値観になりそうな【任活】。

今回はそんな【任活】について、両社の20-30代の男性社員が「女性のカラダとココロ」や「パートナーとの距離感」「大切なひとに自分たちができること」などについて学び、本音でアツく語り合いました。

「女性の健康、妊娠・出産・育児に、男性であるぼくらは今、何ができるのか・・・。」男性目線で語られる【任活】には、今、そして未来のどんな男性像が垣間見られたのでしょうか?

〔座談会参加者16名 : 既婚(子どもなし)4名、既婚(子どもあり)8名、未婚4名〕

ミニ講座1:「婚活の現場から見るモテと非モテを分かつ3つのポイント」


まず、総合婚活サービス事業を手掛けるIBJより“婚活の現場から見るモテポイント”について学びました。

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<ステータスより第一印象を良くすること!男性は清潔感と笑顔があれば印象は劇的にアップ!>
女性にとって大事なのは第一印象。第一印象は3秒で決まってしまい、それを覆すことは難しい・・・という、男性にはちょっと衝撃的とも思える事実が語られました。第一印象の9割は見た目で判断されてしまうことや、見た目は自在にアレンジできるのだということも。
髪が伸びっぱなし、爪が汚い、鼻毛が出ている、シャツがしわしわ、口臭など・・・女性のチェックは、男性が考える以上に多岐に渡っているようです。

<真の会話上手になろう!二者択一形式の質問やあいづち、頷きを交え聞き上手に!>
婚活で男性が「会話が弾んだな」と思っているのは、大きな誤解だったりすることが多いという、男性には耳の痛い話が・・・。主なパターンとしては、“自分の話しかしない”“女性に一切質問しない”“知識を語り続ける”など・・・。
上手な質問の仕方の法則としては、「二者択一形式の質問をすること」「相手が答えやすい質問をすると自分がさらに返しやすくなる」など、言われてみれば当たり前ですが、やってしまいがちな男性の行動を振り返る機会に!
そして真の会話上手になるための三種の神器は、「あいづち」「頷き」「アイコンタクト」の3つ。これは婚活だけでなく、夫婦生活においても大事なポイントといえるかもしれません。

<特別扱いされるのが大好きな女性には、ピンポイント褒めが有効>
最後のポイントは、会話がひと段落ついたら、相手ならではのことを褒める“ピンポイント褒め”が大切!
初対面の人には「そのバッグ趣味いいね」などセンスを褒めたり、「話しやすいですね」「笑顔が素敵ですね」など笑顔や雰囲気を褒め、顔や体の話題は避けるべき・・・といった貴重な教えも。
また既に知り合いの人には、小物や持ち物だけでなく「いつもと雰囲気違うね」など“いつも見てくれているんだ”と思わせる言動が大切だという、独身男性にも既婚男性にとっても大変ためになるオンナゴコロをくすぐるポイントが紹介されました。
参加者の皆さんは、うなずいたり、反省してみたり・・・日頃の自分の言動を思い起こしながら、様々な思いをめぐらせている様子が印象的でした。

ミニ講座2:女性のカラダとココロのことを知ろう~妊活とセックスについて~


続いて、『ルナルナ』より、パートナーである男性に“妊活”の実態を知り理解してもらうことで、男性側に妊活中の女性とのステキな寄り添い方について考えてもらいました。

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<「出産・子育ての価値観の一致」は、婚活の重要ポイント!30代女性は結婚したらすぐ妊活へ>
まず、婚活中の男女が出産・育児にどのような考え方を持っているかを、学んでもらいました。
IBJと『ルナルナ』が、本年6月に婚活中の男女480名に行った「結婚後の出産・育児に関する共同意識調査」によると、9割以上の男女が出産・子育ての価値観の一致・不一致を婚活時に重視しており、結婚後の第一子の出産については、2年以内に出産を希望している女性が20代では72.7%、30代では89.8%という高い割合でした。
近年は晩婚・晩産化が進んでいることからも、婚活・結婚・妊娠・出産をワンセットとして考え婚活することが、現在の社会状況であると思われる興味深い結果でした。

<「妊活=セックス」だけではなく、食生活や睡眠、タイミング法なども重要!>
では、「妊活=セックス」と思っている男性も多いかもしれませんが、妊娠するためには必ずしも、ただセックスの回数を増やせばいいという事ではないようです。

【代表的な妊活】
① 妊娠しやすいカラダづくりをしながらセックス(カラダを暖める食事・適度な運動・十分な睡眠 etc.・・・)
② タイミング法(妊娠しやすいタイミングを合わせてセックスをする)
③ 不妊治療(病院での治療、人工授精、体外受精 etc.・・・)

妊活は、まず妊娠しやすいカラダづくりをしながら、タイミング法でセックスすることが一般的で、女性は基礎体温をつけたり、『ルナルナ』などを利用して、生理周期の管理や排卵日をチェックしたり、最も妊娠しやすいと思われる日を予め把握して、タイミング法を実践しています。
では、参加者にタイミング法について知っているか尋ねたところ、知っている男性は3割程度と少なめでした。しかし、女性の生理周期から最も妊娠しやすいタイミングについての講義では、タイミング法をきちんと理解しようと真剣に学んでいる様子がうかがえました。

<「妊活中のセックスの回数が少ない」「セックスに義務感を感じる」と悩む女性の本音と向き合うことに・・・>
ここからは、『ルナルナ通信Vol.22~妊活とセックスについて~』の調査結果から、女性の妊活中のセックスに対する本音を知ることに・・・。
まず“妊活中のセックスの回数”については、「隔週に1回~週に1回」が主流ということがわかりました。回数に関しては6割の女性が満足していると回答している反面、約4割の女性は妊活中のセックスの量が足りないと感じているという声には、驚いたり、喜んでいいのかわからないといった戸惑った表情も見られました。
次の“妊活中のセックスについての悩み”では、1位の「セックスを義務的に感じてしまう」という回答に、うなずいている参加者も多く、男性側も同じように感じる時があるのかもしれません。
また、“辛いのは妻だけなのか?”という項目からは、プレッシャーを感じている男性の悲痛な意見や、妊活が原因でセックスレスや離婚にまで発展してしまうこともあるという事実に、ため息がもれたり、考え深げな表情になる参加者も多くいました。

男の妊活に効くメニューを食して、パートナーシップについて考えてみよう


今回の座談会では、男性の妊活に効果的といわれる栄養素の入った軽食を用意してみました。女性は妊活中、自分の食生活にも気を配ったりしていますが、男性達にとっては全くの未体験ゾーン。一見普通のメニューに見えますが、その裏に隠された栄養素にびっくりしながら、普段食べ慣れた食材も新鮮な気持ちで口にし、真剣にそれらについて語り合う男性達の姿は、妙に初々しく見えました。

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<男の妊活メニュー(一例)>
うなぎの箱寿司:
セレン(精子の運動性を保たせる)
ビタミンA(精巣や卵巣に豊富にある栄養素)
 
牡蠣燻製のタルティーヌ:
亜鉛(たんぱく質・ヒト器官の中で前立腺に最も多く含有され、細胞の分裂・増殖がさかんな器官に特に重要)
  
鯖の柿の葉寿司 :
ビタミンB12(精子の形成に関わる)などなど

パートナーシップのあり方ひとつで仲良し夫婦にも不仲にもなるなど、知っていそうで知らなかった女性のカラダについての知識や、ホルモンバランスからくる女性のイライラの原因などへも理解を深め、パートナーへのいたわりの気持ちが強くなっていく様子が伺える男性陣・・・。
また女性の社会進出が進み、晩婚化の影響で第一子の出産年齢も上昇している中、「妊活」に取り組む女性の辛さや経済的負担、どんなことに傷つき悩んでいるのかを知り、女性のココロを理解しようとする前向きな姿が印象的でした。
「妊活」から【任活】へ・・・いよいよ、自分は必要とされている存在として、男性が自らできることについて真剣に考え始めました。

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