「妊活」を知り、【任活】を考える、男性限定フューチャーセッション Vol.01 後編
イマドキ男性の新たな価値観になりそうな【任活】
今回はそんな【任活】について、両社の20-30代の男性社員が、「女性のカラダとココロ」や「パートナーとの距離感」「大切なひとに自分たちができること」などについて学び、本音でアツく語り合いました。
「女性の健康、妊娠・出産・育児に、男性であるぼくらは今、何ができるのか」…。男性目線で語られる【任活】には、今、そして未来のどんな男性像が垣間見られたのでしょうか??
〔座談会参加者15名 : 既婚(子どもなし)3名、既婚(子どもあり)8名、未婚4名〕
ミニ講座1:「男性が積極的になりにくい、結婚式業界の今」
“ナシ婚”から“ファミリーウェデング”まで・・・結婚のカタチも多様化 まずは、結婚業界の現状について学びました。 現在、年間の結婚件数は約66万組、そのうちおよそ半数は、結婚式を挙げない“ナシ婚”。その3大理由は、「経済的理由」「授かり婚」「セレモニーへの抵抗感」です。 そんな“ナシ婚”層に向けた新たな結婚式のカタチもでてきました。 例えば、授かり婚に対しては、家族で叶える幸せな結婚式ということで、赤ちゃんと3人で挙式する「ファミリーウェディング」を、もっと自分たちらしい自由な発想を望む二人には、「海辺でウェディング」「24時間ウェディング」「島を貸しきって」など、結婚式への価値観も多様化しています。 参加した独身男性4名は、うなずきながら、そして真剣なまなざしで話に聞き入っていました。“ナシ婚”組の既婚男性は、「ファミリーウェディング」という新しい発想に驚き、興味深々でありました。
ミニ講座2:「女性のカラダとココロのことを知ろう」
ご存知ですか? 20代と35歳以上では「妊活」にかかる費用は、なんと10倍! 「女性のカラダと妊娠のしくみ」「妊活から子育てにおける女性の悩みの実態」をクイズ形式も交え、楽しくかつマジメに学びました。 ● 女性の生涯月経回数は?(答え:400~500回) ● 子宮の大きさって?(答え:ニワトリのたまご程度) ● 精子・卵子の平均寿命は?(答え:精子は2~3日、卵子は1日程度) ● 妊娠確率が最も高いのは排卵日当日?(答え:排卵日の2日前) など、知っていそうで知らなかった女性のカラダについての知識や、ホルモンバランスからくる女性のイライラの原因などへも理解を深め、パートナーへのいたわりの気持ちが強くなっていく様子が伺える男性陣…。 また女性の社会進出が進み、晩婚化の影響で第一子の出産年齢も上昇している中、「妊活」に取り組む女性の辛さや経済的負担、どんなことに傷つき悩んでいるのかを知り、女性のココロを理解しようとする前向きな姿が印象的でした。 「妊活」から【任活】へ…いよいよ、自分は必要とされている存在として、男性が自らできることについて真剣に考え始めました。
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