妹の妊娠、ときどき私。~5話 どっちかな、男の子?女の子?~

ルナルナ編集部の「まるたぬ」が妹の結婚・妊娠・出産について語ります。
連載5回目は、戌の日についてです。

⇒前回コラムはコチラ

戌の日とは?


突然ですが「戌の日」というイベントを知っていますか?

妊娠5ヶ月の最初の戌の日に、腹帯を締めて出産の無事を祈るというものです。

「戌の日」は、多くの赤ちゃんを産むけれどお産が軽い犬にあやかってつけられた名称。
干支の戌年は12年に一度めぐってくるのにちなんで、戌の日は12日に1回めぐってきます。

戌の日に、安産祈願のため各地の「水天宮(すいてんぐう)」に参拝するのが一般的です。

妊娠中の方向けのとあるイベントに参加するため、初めて戌の日に東京水天宮を訪れた私はびっくり仰天!神社の敷地内はもちろん、外までずら~っと並ぶ大勢の人がいたからです。

ちょうどその日が休日の昼時だったこともあると思いますが、旦那さんと並んでいる妊婦さんはもちろん、祖父母家族連れの方も多く、おそらく少なくとも500人以上の方が並んでいました。

この凄さに圧倒された私は、多くの人が並ぶ神社の写真とともに「水天宮にきたよ、すごい人の数!」と両親にメールを送りました。
すると母から突然の電話が。
「水天宮って聞いて、まるたぬ(私)が妊娠したのかと思って、お父さんが大声出して驚いていたよ!」
…さすがに妊娠していたら、わかった時点で両親に報告します(笑)

それよりも父が水天宮を知っていたことに、私がびっくり。
よくよく聞いてみると、私の両親も私を身ごもっていた時に東京水天宮を訪れていたとのことで、昔から続く行事なんだなと感慨深くなりました。
みなさんもご両親に聞いてみると、新しい発見や思い出話が聞けるかもしれませんね。
もちろん妹も水天宮に行ったそうで、「安産祈願をしてお守りを買ってきたよ」と報告してくれました。

戌の日の安産祈願が済んだら…お楽しみのアノ話題!


安産祈願が終わった頃になると、人によっては洋服の上からお腹の大きさがわかりますが、入院するほどに痩せた妹は手を当てて形をはっきりさせないとお腹のふくらみがまだ分からない状態でした。

エコー写真では赤ちゃんの形もはっきりとわかってきたけれど、赤ちゃんの性別はまだ分からない、そんな妊娠6ヶ月頃のこの時期の楽しみといえば「性別や名前を考える」こと。

妹は、友達や会社の先輩に妊娠を報告すると「女の子な気がする、男の子の気がしない!」とばかり言われたそうです。
それに対して私の両親は「絶対男の子だよ。」と言っていました。
よく、妊婦の顔つきや体つきでも違いが出ると言われますが、果たして…!?

結果は、妊娠7ヶ月に「男の子」と判明しました。
やっぱり親の勘はすごいですね!

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洋服の上からでも少しお腹がふっくらして、胎動も感じることができるようになってきたと妹は喜んでいました。
旦那さんと名前を考えたり、男の子向けの洋服を集めたり、どんどん楽しみが増えていきます。

しかし、そんな妹にまたしても試練が…
次回は「妹の妊娠、ときどき私。~6話 小さめのお腹、頑張る赤ちゃん~」です。

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この記事のキュレーター

九州からこんにちわ、丸顔でタヌキ顔のまるたぬです。

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