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婦人科に行くのは恥ずかしい?経験を聞かれる?気になる婦人科のアレコレ
みんなが婦人科の受診をためらってしまう理由は?行ってみると実際はどうなの?婦人科受診でみんなが不安に思うことや、婦人科のアレコレをまとめました。
婦人科受診に対する印象は?
皆さん、婦人科の受診は定期的に行っていますか? きっと、行っている人も、なかなか重い腰が上がらないという人も婦人科を受診することに対して「とてもポジティブな印象を持っている!」 と言い切れる人は少ないのではないでしょうか?
ルナルナの過去のアンケートでも、婦人科の受診をしない理由の多くに、「怖い」「恥ずかしい」「痛いかもしれない」などのネガティブな印象を持っていて、積極的に婦人科を受診したことが無いという人も少なくありません。
「怖い」「恥ずかしい」「痛いかもしれない」いろいろな不安がありますが、実際はどうなのでしょうか?
実際どうなの?婦人科のアレコレ
医者といえども、大事な部分を見せるのは恥ずかしい?
普通、大事な部分を明るいところで見られる機会なんて、ほとんどありませんよね。
お医者さんといえども、見られるのは恥ずかしい…そう思ってしまうのも仕方ないでしょう。
しかし、婦人科のお医者さんにとって、性器は「診察の対象」でしかありません。 皮膚科の先生が皮膚を見たり、眼科の先生が目を見るのとなんら変わらないのです。
「もしかして、自分の性器の形や色は普通の人より変わっていたらどうしよう…」そんな心配もあったりしますよね。
婦人科の先生に言わせれば、その部分は千差万別なのだそう。だいたいの「自分は変わってるかも…」という不安は思い過ごしのようです。
どうしても男性医師の診察を避けたい場合には、女性医師がいる婦人科を選んで受診しましょう。
内診が痛そうで不安…
内診では、膣の中に指や膣鏡を入れて診察します。
何の準備も無いまま指や器具を入れられたら痛い思いをしそう、切れてしまったりしないのだろうか…と心配になりますよね。
筆者自身、婦人科に始めて行く前「痛いのでは」と怯えていました。しかし、実際「痛い気がする」だけであって、そんなに痛いことはありませんでした。
診察にあたり、緊張してしまったりすると痛い気がしてしまいます。お医者さんから言われたとおりカラダの力を抜いて、リラックスして(状況的に難しいといえば難しいのですが)臨めば怖いことはありません。
ちなみに、セックス経験が無い人は「処女膜が破れてしまうなんてことはないだろうか…」という心配もありますよね。 そもそも内診は必須ではありません。もしも必要な場合は、小さいサイズの腟鏡を使用するので、処女膜が破れることはないそうなので、安心してお医者さんにお任せしましょう。
セックス経験や中絶経験などを聞かれたらどうしよう…
親やパートナーと婦人科を受診して、セックス経験の有無や妊娠・中絶した過去を聞かれたらどうしよう…答えにくい…という人もいるかと思います。
これは、問診票などで聞かれます。診察で正しい判断をするために大切なことなので、嘘偽り無く答えましょう。
お医者さんには患者のプライバシーを守るため、診療内容を他人に話してはいけないという守秘義務がありますので、その点は安心して大丈夫でしょう。
正しい情報を伝えずに間違った診断をされるよりも、きちんと事実を伝えてください。
人には相談しにくい、人とは比較しにくい婦人科の悩み…実際に行くとなると、いろいろなことが不安になりますよね。 しかし、実際は恥ずかしいわけでも、診察が痛いわけでもないので、安心して大丈夫! 気になることや症状があれば迷わず婦人科を受診してみましょう。
この記事の監修
婦人科専門医 松村 圭子先生
初回公開日:2015年4月2日
最終監修日:2021年4月21日
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