化粧下地の上手な使い方

お肌の仕上がりを左右する化粧下地を使いこなそう

「化粧下地には気を遣っていないかも…」
「そもそも化粧下地って必要なの?」

大人女子の皆さんに化粧下地の話をすると、そのような反応が返ってくることが多々あります。…確かに、ファンデーションやリップカラーのように、それが無ければ化粧が成り立たないアイテムではないかもしれません。

しかし、それが無いのと有るのでは、ベースメイクの仕上がりはもちろん、お肌のアンチエイジングにも影響が大きいことをしっかり意識して、正しく上手に化粧下地を使いこなした方が賢明です。

そこで改めて、化粧下地の目的と使い方などに、フォーカスしてみることにしましょう。

化粧下地の目的

化粧下地には…肌のキメを整えたり、毛穴を目立たなくしたり、乾燥を防いだり、余分な脂分の分泌を防いだり、水分を保持したり、お肌の色味を整えたりと、お肌のコンディションを整える目的と役割があります。

また、それらの役割が機能することで、化粧水や美容液などの「スキンケア」や、ファンデーションやパウダーなどの「ベースメイク」の効果の出方も変わり、化粧下地の使い方次第でお肌の仕上がりが随分と変わってくると言えるでしょう。

さらに、化粧下地不使用や誤使用によるベースメイクのヨレ・粉吹きや、水分・油分のバランスコントロール欠如は、「小ジワ」「たるみ」「くすみ」などの直接原因となるため、エイジングケアの面からも、化粧下地は大切な役割を担っていると考えられます。

化粧下地をつけるタイミング

化粧下地は、日焼け止めとファンデーションのに用いるものです。理想的なスキンケアとベースメイクの順番は…

洗顔→化粧水→美容液→美容クリーム※→乳液※→日焼け止め→化粧下地→ファンデーション→コンシーラー※→パウダー

…だと言えるでしょう。化粧下地やファンデーションにも日焼け止め要素は入っていますが、肌の老化を防ぐためには、日焼け止めもしっかり塗ってください。

なお、※が付いているアイテムは、必要がある肌にだけしか付けなくて良いものです。美容クリームや乳液は、脂分の多い肌や若い肌には必要ありませんし、コンシーラーはシミ・くすみ・クマが無い人には必要ありません。しかし「化粧下地」は、どんな年齢や肌タイプの人にも必要なものだと認識してください。

化粧下地の効果的な付け方

化粧下地をお顔に塗るときは、まずは手の甲に1回分の使用量を出して、指先でくるくると回して人肌の温度に調整してください。そうすることで、肌馴染みも随分と変わります。

次に、化粧下地をお顔の5~6箇所に乗せて、指先の腹で、内側から外側に伸ばしていきましょう。

最後に、弾力性の高い厚みのある角スポンジなどで、化粧下地をポンポンと叩き込んでお肌に馴染ませて行きます。
スポンジで余分な油分や水分を吸い取ることで、ファンデーションの馴染みもより良くなるのです。

見落としがち、おざなりにしがちの「化粧下地」の大切さを認識して、あなたも美肌アンチエイジングのために、正しく上手に化粧下地を使いこなしていきましょう。

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この記事のキュレーター

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