スマホ写真塾:瞳にキャッチライト

キラキラ輝く瞳で女子力アップ写真を撮るテクニック

同じ構図の写真でも、スタイリッシュで魅力的なものとそうでないものがありますが、その差の原因の多くは光の操作テクニックだと言えるでしょう。

特に人物写真の場合、キャッチライトの有るものと無いもので、その差は歴然です。キャッチライトとは、瞳に光が写り込んだ写真のこと。この手法は、プロのカメラマンがモデルや女優を撮影するときに用いるテクニックです。

少女漫画の主人公のようにキラキラと輝く瞳は、人物を表情豊かにイキイキと見せ、女子力を何倍にも増幅し、可愛く見せてくれます。

「でも…プロのカメラマンのテクニックなら、高価な一眼レフカメラが必要でしょ?」…と思いがちですが、そんなことはありません。下手な一眼レフよりも、スマホのオート撮影のほうがよほど良い写真がとれるものなのです。

ちょっとしたテクニックを身に着けて、あなたも日々のスマホ写真ライフをバージョンアップしてみませんか。

1:光の方を向いて撮る!

瞳にキャッチライトを作る鉄則はシンプルで、光の方に顔を向けて撮るに尽きます。

昼間の明るい室内では窓に顔を向けて撮る、夜の暗めの室内ではライトに顔を向けて撮る、屋外の撮影では太陽に顔を向けて撮る…という具合に。

プロのカメラマンが使うスタジオのように、大きな撮影用ライトを瞳に当てれば、キャッチライトは簡単に作れます。しかしそんなものがないスマホ撮影でも、似たような環境は作ることができます。

昼間でもフラッシュを焚いて撮る、スマホキッドのLEDライト(数千円~)を取り付けて撮る、LEDの懐中電灯を顔に当てて撮るなどで、プロのスタジオと同じような効果を出すことができるでしょう。(※ちなみに夜間暗い場所でのフラッシュ撮影ではキャッチライトは出来ません)

尚、丸いライトを当てると丸いキャッチライトに、四角いライトを当てると四角いキャッチライトになります。丸でも四角でもキャッチライトは美しいですが、四角より丸の方がより自然な印象にはなるようです。

2:白いハンカチを広げる!

プロのカメラマンの撮影で、アシスタントが白い板(レフ版)を持っているのを見たことはありませんか。白は多くの光を反射するので、レフ版に光を集めて顔に当てているのです。

日常のスマホ撮影でレフ版を使うことは難しいですが、被写体の膝に白いハンカチを広げたり、白い紙を持ってもらったりすることで、レフ版効果を得ることができます。

白いハンカチ一枚で顔に光を集め、瞳にキャッチライトを作ることはカンタンにできるのです。

3:仲良し写真がテクニックの鍵!…etc.

2人以上で写真と撮るとき(自撮り含む)は、できるだけ密着して顔を寄せ合うような構図にしましょう。

スマホカメラでは複数の焦点に合わせることが困難なため、人物が離れていると良い光の写真は撮れません。仲良しラブラブ写真の方がキャッチライトを作りやすいのです。

また、キャッチライトを作るには、瞳を大きく見せるサークルレンズなどのカラーコンタクトはNGです。カラコンは光を反射しにくい材質のため、キャッチライトは出来にくく、違和感のある浮いた瞳になりやすいのです。

可愛く見せるためのカラコンも、写真においては悪い影響を及ぼすこともあるため、写真を撮る目的がある日は、カラコンを外した方が良いケースもあるかもしれませんね。

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