恋愛色彩心理学:ピンク編

男も女も恋愛モードになりやすい、受け入れ態勢を示す恋愛基調色

私たちは知らず知らずのうちに、周囲の色から多様な影響を受けています。また多様な色自身も、その色そのものの意思を持っており、色のパワーを存分に発揮したいと願っているそう。

色が人々に心理的に及ぼす影響を研究する学問は色彩心理学とよばれ、心の機微の坩堝と言える恋愛において、色は大きな作用をもたらすと考えられています。

今回のテーマカラーはピンク。風水学では恋愛運のことを桃花運と呼びますが、桃=ピンクのことです。それだけピンクは、恋愛と密接に関わる恋愛のベースカラーと言えるものなのですね。

ピンクはストレスを緩和して心を落ち着かせ、平和な心理を導き、恋愛だけではなく母性愛をも感じさせる色です。そして何より、「愛したい・愛されたい」「相手を受け入れたい・相手に受け入れられたい」という柔和な融合のサインを示すため、男も女も甘い恋愛モードに入りやすい色だと言われています。

服やメイクにピンクを取り入れる効果

ピンクの服やメイク(濃すぎないピンク)は、女性らしさ・優しさ・柔らかさ・上品さを象徴します。感情が濃やかで愛情深い印象と共に幼さも演出します。

服やメイクがピンク系の女性は、男性から見ると可愛くて守ってあげたい存在として映るのです。男性の庇護本能をくすぐり、甘いムードにつつむことで、恋愛が始まりやすくなると考えられています。

ただし、ピンクの主張が強すぎると、ぶりっこ・若作り・あざとい…という悪い印象も与えかねません。ピンクの分量を考慮して、やりすぎないようにするのが大切です。

部屋にピンクを取り入れる効果

ピンクは脳に作用してリラックス効果をもたらし、副交感神経が優位になることで女性ホルモンの分泌が活発になると言われています。

壁紙の一部・カーテン・ベッドカバーなど、部屋の大きな面積のどこかをピンクにすると、自然と心と身体が落ち着くばかりか、肌や髪も艶やかになり、美容効果も期待できます。

大きな面をピンクにすることが難しい場合は、ピンクの花を飾るだけでもオッケー。生きた色のパワーを感受できるでしょう。

小物にピンクを取り入れる効果

ピンクがあまりにも女性的な色なため、ピンクを取り入れるのが極端に苦手な女性も多いようです。そんな人は財布・名刺入れ・ハンカチなど、ピンクの小物をさりげなく持ってみてはどうでしょう。

ピンクのイメージがない女性がピンクを持っていると、優しく好意的なコミュニケーションの突破口となりやすいものです。

小物だけなら悪い印象(媚びてる・甘すぎるなど)は避けられるはず。ピンクを毛嫌いしすぎる「こじらせ女子」を卒業して、ピンクのパワーを借りてみてはどうでしょうか。きっとそこから、何かしら良い人間関係が生まれてくるはずです。

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