大人気！タピオカドリンクを美健に楽しむためには…

十数年前のタピオカ日本上陸による第一次ブームを経て、ここ数年第二次ブームが巻き起こっている「タピオカドリンク」。その人気はまだまだ健在で衰えを知りません。

本場台湾から上陸した専門店やトレンドプロデューサーが仕掛けた専門店などが続々登場し、SNSトピックでも賑わっていますね。

モチモチ&ツルツルの独特な食感は、やみつきになる魅力的な美味しさであることには間違いありません。しかし、美味しいから…ブームだから…という理由でタピオカドリンクを多飲していたら…「いつの間にか太っていた！」「いつの間にか吹き出物が増えた」…という大人女子も少なくないようなのです。

…そこで、タピオカドリンクとはいったい何から出来ているのか？…その正体と美健対処法にフォーカスしてみることにしましょう。

タピオカの正体と栄養素

あなたは「タピオカ」は何から出来ているのかご存知ですか？これだけのブームの中で何度も飲食しているにもかかわらず…「よく知らない」という人も多いのではないでしょうか。

タピオカとは芋の一種である「キャッサバ」のデンプン粉を原材料としたものです。デンプン粉に水やカラメル色素などを加えて丸い珠にしているものが、タピオカドリンクに入っている粒々タピオカの正体です。ブラジル食文化として有名な「ポンデゲージョ」と呼ばれるモチモチ食感のドーナツやパンにもキャッサバのデンプン粉は使われています。

なお「芋」が原材料ですので、タピオカの主成分は「炭水化物」です。しかもキャッサバはジャガイモやサツマイモなどと違って微量栄養素が少なく、その栄養素は「ほぼ炭水化物」=「糖質の塊」だと言えるでしょう。

ドリンク1杯分のタピオカで、お茶碗1杯分の白ご飯と同じ程度の炭水化物・糖質を摂っていることになり、白ご飯よりもタンパク質やビタミンなどの微量栄養素も少ないというのが、タピオカの実態なのです。

タピオカドリンクは太る！？

タピオカドリンクの多くは、ミルクティーなどの甘いドリンクにタピオカが入っています。タピオカだけでも相当の糖質およびカロリーがあるのに、砂糖やミルクがたっぷりのドリンクと一緒にいただけば、当然ながら糖質もカロリーも過多となってしまいます。

さらに、チョコレートソース・プリン・生クリームなどのトッピングができる店も多く、美味しさやSNS映えを追及していくと…「カロリー過多」「糖質過多」「血糖値上昇」という、太る要素がてんこ盛りのスペシャルドリンクが出来上がってしまうのです。

また、タピオカドリンクは「カフェ」や「おやつ」の文化ですので、普段の食事に加えていただくことが多く、食事の代わりにしている人などまずいません。コーヒーなどと同じ感覚で多飲食していれば、間違いなく太ってしまうでしょう。甘いミルクティーに白ご飯を加えて飲食しているようなものですから仕方ありませんね。

タピオカドリンクを楽しむためのダイエット対処法

美健を意識しながらタピオカドリンクを飲食したいなら、基本的なダイエットセオリーを守ることが大切です。

 空腹時には飲食しない

空腹時に糖質の高いものを液体で摂取すると、たちまち血糖値が上昇し、太る原因に直結します。タピオカドリンクは空腹時ではなく、少しお腹にたまっている状態で飲食するようにしましょう。

 予め酵素を摂っておく

消化酵素を摂取できていないと、食べた物をうまく消化できずに脂肪になりやすくなります。タピオカドリンクを飲む前に、生野菜やフルーツ・野菜ジュース・酵素サプリメントなどで酵素を摂取しておくと良いでしょう。

 糖質摂取を調整する

タピオカドリンクを飲食するなら、その前後の食事の炭水化物（ご飯・パンなど）をパスして「おかずだけ」にしておくと良いでしょう。1食分の炭水化物はタピオカドリンクで十分に摂取できるのですから、ご飯やパンとタピオカを代替えしていると認識し、バランス調整をするのです。

 ドリンクをライトにする

特に心と体が欲していないときは、タピオカと一緒に激甘ミルクティーをマストで頼むのではなく、甘さをライトにしたり、ストレートティーにしたりして、糖質を調整すると良いでしょう。