関連記事
スキンケアにおけるコットンVS手のひら論争
化粧水を浸透させるのにコットンは必要か?手のひらで十分か?
あなたは化粧水をお肌に塗り込むとき、コットンを使いますか?それとも手のひらを直接肌に当てていますか?
スキンケアにコットンを使うか否か?…については、大人女子の中でも、コスメ業界の中でも、意見が真っ二つに割れていて、論争が尽きないトピックです。
そこで「コットン派」と「手のひら派」の言い分とメリット・デメリットを洗い出し、「実際どっちがいいの?」という問いかけに美健の観点から結論を出してみることにしましょう。
コットン派の言い分
「お肌に均一にパッティングできる」
「お肌に必要な栄養成分を浸透させられる」
「手でお顔に触れないので清潔」
コットン派の人たちは「スキンケアのメリット」を重視している傾向が強いようです。しっかりお肌と向き合いながら「美しくなりたい」「老けたくない」と願うのは、大人女子の本音でしょう。
手のひら派の言い分
「化粧剤がコットンに吸収されてもったいない」
「コットンに化粧剤を浸けるのが面倒くさい」
「コットンを買うのがもったいない」
手のひら派の人たちは「コスパや手間」を重視している傾向が強いようです。忙しい日常のスキンケアに「出来るだけ時間もお金もかけたくない」と願うのは、大人女子の実情でしょう。
コットン派のメリット&デメリット
メリット
・コットンは手肌と違って凹凸がないため、化粧剤成分をムラなく均等に肌に浸透させることができる。
・菌や汚れの付着のある手肌で大切なお顔に直接触れないため、清潔性を保つことができる。
・不要な水分がコットンに吸収されるため、必要な化粧成分のみを肌に浸透させることができる。
・化粧成分をしっかり浸透させられるため、手のひらよりコットンの方がより長い保湿時間が保たれる。
デメリット
・質の悪いコットン使用時や酷い肌荒れ時には、コットンの毛羽立ちが肌荒れを助長することがある。
・コットンの購入コストがかかる。
・コットンの使用ゴミが出る。
手のひら派のメリット&デメリット
メリット
・手のひらでお顔の感触を確かめながらスキンケアができる。
・スキンケアに手間や時間がかからない。
・購入コストがかからない。
・使用ゴミが出ない。
デメリット
・化粧剤の成分浸透にムラができる。
・必要な成分を優先的に浸透させることはできない。
・化粧剤の保湿浸透力が良くなく、保湿時間が継続しない。
・不衛生な手肌でお顔の肌に触れた場合、肌荒れの原因となる。
コットン?手のひら?結局どっち!?
コットンにはコットンの、手のひらには手のひらのメリットとデメリットがあることがわかりましたが、結局、大人女子のスキンケアにとってどちらが有用なのでしょうか。
まずは結論の前に、ひとつの誤解を解いておくとしましょう。「コットンを使うとコットンに化粧剤が浸み込んでもったいない!」…という、手のひら派の人の主張は正しくありません。コットンに浸み込むのは不要な水分で、不要な水分がコットンに浸透されることで、よりお肌に化粧成分が浸透することは、様々な研究によりエビデンスが揃ってるそうです。また、手のひらでのパッティングは、化粧剤が蒸発したり、漏れこぼれたりするため、手のひらでスキンケアすることが無駄がないことだとは言えません。
もったいない論争が排除されたことで、スキンケア効果に着目して結論を出すとすれば、その答えは「両方」です。「コットンと手のひらの両方を使うのがベスト」なのです。
そのときのお肌の調子に着目し、コットンと手のひらを使い分けたり、両方使ったりしてみましょう。
例えば…健康なお肌にはまずはコットンを使用し、仕上げに手のひらでお顔に触れながら化粧剤を浸透させ、お肌と会話をしましょう。もしもお肌が荒れているときは、コットンは使わずに手のひらで優しく触れていきましょう。…といった具合に。
コットン派?手のひら派?…そんなトピックが出たときは、迷わず「両方派」と言える大人女子が、美容偏差値が高いタイプなのかもしれませんね。
キーワード / keyword
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
ルナルナの最新情報をお届けします