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鼻毛のケアは大丈夫?
百年の恋も冷める「鼻毛のチラリ」を健康的に回避する方法
もしも大好きな彼が、あなたの顔に顔を近づけた瞬間、鼻毛がチラリと見えてしまったら…百年の恋も冷める衝撃であろうことは抗えません。
「じゃあ、鼻毛はツルツルに処理しておけばいいのよね?」…そんな声も聞こえてきそうですが、鼻毛は単純に処理をすれば良いというものではないのです。
なぜなら鼻毛は、言わば「呼吸器の最前線」。体内に吸い込む空気のフィルターの役割を担い、有害なホコリや汚染物質を防御してくれる機能を担っているからです。
自然の多い田舎から、コンクリートジャングルの都会に上京してきた人たちが、口を揃えて「鼻毛が増えた」「鼻毛が伸びた」と言うのはそのためで、空気が汚れている場所で必要だから、鼻毛が増えたり伸びたりするのでしょう。
また、花粉の飛来が激しい春先は、鼻毛を処理しすぎていたせいで花粉を吸いこみすぎて、「花粉症」を誘発してしまう人も多いと言われています。
美容のためには鼻毛を除去すべき。健康のためには鼻毛を生やすべき。わたしたち大人女子は、この矛盾した課題にどう対応したら良いのでしょうか。
毛抜き処理はNG行為
顔から鼻毛を完全に見えなくするには、鼻毛を毛根から除去するのがいちばん!…そう思って、鼻毛を毛抜きで「抜き処理」してはいませんか。
実はこれ、典型的なNG行為。鼻毛と共に毛根まで抜いてしまうと、肌に必要な油分や栄養分も一緒に抜き去ってしまうこととなり、鼻の粘膜を傷つけたり、必要な潤いが保てなくなったりする原因となります。
毛抜きや指で引っ張って抜き去る行為は、健康のためには絶対にやっていはいけない行為です。
ワックス処理もNG行為
最近では「鼻毛処理用ワックス」がボディケア用品店に普通に売られています。また「ブラジリアンワックス」を謳った除毛エステ店も人気で、ワックスを鼻に押し込んで鼻毛を密着させ、根こそぎ抜き去るという処理方法が流行っています。
しかしこれもNG行為。ワックス処理は毛抜き処理よりはダメージが少ないですが、鼻毛を毛根から「抜き処理」することには変わりません。
ツルツルスッキリした鼻の穴は、美容的にはウレシイことですが、健康のためには絶対にやっていはいけない行為です。
ハサミカット処理はOK行為
鼻毛の「抜き処理」がNG行為なら、いったいどうすれば良いのか。その答えは「カット処理」です。
鼻毛カット用の刃先が丸くなっているハサミを用意し、慎重に鼻の中に入れて、鼻の穴付近の見えやすい部分のみの毛をカットしましょう。
カット処理時には、鼻の粘膜を傷つけないように、十分に注意してください。いくら刃先が丸いといっても、乱暴にカットしていては、鼻腔の粘膜を傷つけてしまいますから。
電動カット処理はおススメOK行為
鼻毛の「カット処理」の中でも、最も安全だと言われているのが「鼻毛用電動カッター」によるものです。
家電量販店やネット通販などで数千円から手に入る機器ですので、美容と健康を考えると、一台持っていても損はしないでしょう。
丸い棒状の刃先を鼻の中に入れると、刃先が回転して伸びている鼻毛をキャッチし、伸びている部分だけをカットしてくれます。
鼻腔や粘膜を傷つける健康面での心配がなく、美容に必要な長さはしっかりカットしてくれるので、大人女子の鼻毛ケアに、最も適していると言えるでしょう。
消毒と保湿も忘れずに
鼻毛処理をするときは、無水エタノール(ドラッグストアやネット通販で簡単安価で手に入ります)をコットンに浸して、鼻と処理用機器を必ず消毒しましょう。
また処理後は、鼻腔に塗布できる保湿用軟膏や化粧水を必ず塗って、鼻の保湿も忘れずに行いましょう。
消毒と保湿を伴う鼻毛処理を習慣づければ、健康面・美容面の両方で、大きなトラブルになることを防ぐことができるはずです。
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