手軽なシートパックを上手に使って、ホームスペシャルケアを！

ドラッグストアでも手軽に手に入る「シートパック」は、洗い流す手間もなく気軽に使える便利なアイテムですよね。

コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミド・レチノール・ビタミンC・ルシノール・アルブチン・プラセンタ・ハイドロキノンなど、保湿やエイジングケアにアプローチできる成分がシートにたっぷり浸してあり、手間いらずに使えて心地よい美容効果を感じやすいことから、習慣的なケアに取り入れている大人女子も多いのではないでしょうか。

ドラッグストアで手に入る安価なものから、一流コスメブランドが気合を入れて開発した高価なものまで様々ありますので、どんな年代の大人女子にも、どんな目的にも対応できるところも魅力の一つでしょう。

しかし、このシートパックによるフェイスケアは、使い方を間違えると肌に悪影響を与えることもあります。しっかり保湿をしながら栄養吸収を叶えたいのなら、正しい使い方をする必要があります。

そこで、シートパックの効果を上げるちょっとしたコツをチェックしてみることにしましょう。

パック前には洗顔・クレンジングの徹底を！

シートパックはお顔に乗せるだけのケアですので、何の準備もせずにリビングのソファで始めることもできます。しかし、それは非常にNG行為。お顔に皮脂汚れ・メイク汚れ・ホコリ汚れ・大気汚れなどが残った状態で使用していては、保湿成分や美容成分が浸透しないばかりか、本来オフすべき汚れがお肌に吸着してしまうからです。

シートパックをする前は、必ずクレンジングや洗顔を済ませてから行いましょう。

最近では洗顔要らずのシートパックと銘打った商品も出ているようですが、洗顔をしないことを習慣化してはいけません。なぜなら、シートパックだけでは汚れを落としきることができないからです。お助けアイテムを使うときは「時間が無いときだけ」と決めて、上手にコントロールすることをおススメします。

リラックスして女性ホルモンを分泌させよう！

シートパックは手軽に使えるアイテムですので「ながら美容」で家事をしながらお顔にオンをしている大人女子も多いのではないでしょうか。

「ながら美容」も大いに結構ですが、せっかくシートパックケアをしているのに、いつも片手間にしていては、その効果が十分に発揮されているとは言えません。シートパックをすることで得られるリラックス効果によって、本来は女性ホルモンの分泌が期待できるはずだからです。

忙しい朝は「ながら美容」だとしても、週末のスペシャルケアにはしっかりシートパックタイムを楽しんでみてはいかがでしょう。ソファにゆったり座ってお気に入りの音楽を聴きながら、化粧成分のアロマと栄養分が肌へ浸透するのを感じてリラクゼーションを誘うのです。

心のリラックスは肌や身体へのリラックスにも繋がります。リラックスは内側からお肌に与える美容栄養分のようなものですので、パックタイムを活用したリラクゼーションはとても理にかなっているのです。

長時間パックはNG！適正時間でパックを！

「しっかり保湿したいから」
「栄養成分がたっぷり入っているから」
「高価なシートパックだから」
…そんな理由でシートパックを長時間つけっぱなしにしてはいませんか。実はこれ、非常にNG行為。心当たりのある人は、今すぐにその習慣を止めることをおススメします。

シートパックは顔をしっかり覆っているため、長時間つけっぱなしにしていると、逆に肌の潤いを奪って乾燥肌を誘います。保湿のためにしているパックが、逆効果となるのです。また、お肌に吸収できる水分や栄養分の量は限りがあり、長くしていれば良いというものではないのです。

シートパックの適正使用時間は5～10分程度だと考えられます。より高い美容効果を得るためには、化粧品やアイテムを正しく使うことが不可欠なのです。