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カサカサ肌の原因は、間違えたスキンケアかも!?乾燥肌になる原因と正しいケア方法を知ろう
女性にとって、プルプルつやつやのお肌は憧れですよね。できることなら、ノーファンデに近い薄化粧で出かけて、女友だちや彼氏に肌を褒められたい! しかし、実際にはカサカサの乾燥肌で、化粧のノリも悪く厚化粧…。脱・乾燥肌を目指すには、どうしたらいいの?
あなたの肌は何タイプ?
人間の肌は、皮脂と水分量のバランスから「普通肌」「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」の4つに分けることができます。乾燥肌は皮脂と水分のバランスが崩れている状態で、肌表面の水分量が少なかったり、皮脂の分泌が十分でなかったりすることから、肌に潤いがなくカサカサしてしまうのです。
肌が乾燥する原因とは?
肌の乾燥には、以下のような原因が考えられます。
・遺伝
肌質には個人差があり、生まれつき肌が乾燥しやすい人もいます。アトピー性皮膚炎なども遺伝が大きく関係しており、大人になってからも他の人に比べて肌が乾燥しやすいという特徴があります。
・年齢
年齢を重ねるにつれて、肌の表面にある角質の脂質や水分量、皮脂腺から分泌される皮脂量は自然と減少していきます。30代の肌の水分量は10代の頃よりも約30%も少ないといわれ、この頃から目じりの小じわなども目立ち始めてきます。
・環境
空調環境も肌に大きな影響を与えます。毎日、エアコンのきいた室内にいると、肌の表面からは水分が次第に失われ、乾燥していきます。
・スキンケアのやりすぎ
最近はお湯で簡単に落とせる化粧品もありますが、ウォータープルーフになると、それなりにクレンジング力の強いものを使います。すると、肌にとって必要な皮脂も一緒に洗い流されてしまうので、肌が乾燥しやすくなってしまうのです。
乾燥しやすい部位
乾燥が気になるパーツといえば、「目元」「頬」「唇」です。これらのケア方法を見ていきましょう。
・目元
目元の乾燥対策として使いたいのは、やはりアイクリーム。さまざまな化粧品メーカーから発売されていて、ロールオンタイプやスティックタイプなど種類も豊富です。使う時のポイントは「塗り込む」こと。特に、小じわが目立つ場合は、しわの間にしっかり塗り込むようにしましょう。
・頬
頬は顔の中でも面積が広く、空調環境の影響を受けやすいので、カサついていることがわかりやすいパーツです。そんな頬の乾燥を防ぐには、化粧水、美容液、乳液などを塗った上から、蓋をするように必ずクリームやオイルを塗ること。できるだけ、水分を蒸発させないことがポイントです。
・唇
唇を乾燥させない第一歩は、リップクリームをこまめに塗ることです。もう一段階上のプルプルつやつやの唇を目指したい場合は、リップパックやゴマージュなどのスペシャルケアもオススメです。
乾燥肌さんへのメイクアドバイス
乾燥肌だと、化粧のノリがいまいちだったりしますよね。そんな方のために、メイクの際のポイントをご紹介します。
・化粧水は手でつける
化粧水は、手のひらに広げて、顔を覆うようにしてハンドプレスすると、肌になじみやすくなります。それに比べて、コットンは毛羽立ってしまったり、肌に刺激を与えてしまったりすることがあるので、あまりオススメできません。
・ファンデーションは高保湿タイプを
乾燥肌には、パウダータイプよりもリキッドタイプの方がいいと聞いたことがあると思います。しかし、最近ではクリームタイプ、クッションタイプなど、色々なタイプが市販されています。注目する点はタイプではなく、保湿効果が高いかどうかです。この点さえクリアしていれば、自分が使いやすいものでいいでしょう。
・お化粧直しをする場合は、乳液で保湿
乾燥肌でベースメイクが崩れてきた時には、乳液がオススメです。コットンに乳液を含ませて、メイクが崩れてしまった部分を拭き取り、指でトントン叩いて馴染ませます。その上から再度、メイク下地やファンデーションを塗りましょう。
★今回のポイント★
・乾燥肌は皮脂と水分のバランスが崩れ、カサカサしてしまった状態
・目元の乾燥には、アイクリームがオススメ
・頬を乾燥させないためには、化粧水の上から必ずオイルやクリームを塗ること
・唇の乾燥には、こまめにリップクリームを塗り、たまにはパックなどのスペシャルケアも
この記事の監修
婦人科専門医 松村 圭子先生
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