おやつを我慢しなくてもいい!?痩せるために間食しよう♪

痩せるために、食事量を減らして、おやつも禁止。そんなダイエット方法を続けていませんか?
しかし、このダイエット方法が太る原因になっているのかも・・・

昨日、「何時に食事をしたか」を思い出してください。

「昼食」と「夕食」の間は、何時間でしたか?

空腹の時間が長いと太りやすくなる理由

一般的に食事と食事の間隔は、5~6時間程度空けた方が良いと言われています。

学校や職場では昼食の時間が決まっているため、朝食と昼食の間隔は5~6時間に収まっていることが多いでしょう。

しかし、夕食の時間はバラバラになりがち。昼食との間隔が、8時間以上も空いていることも多いのでは?

食事の間隔が長くなり過ぎると、私たちの脳は「この次はいつ食事ができるか不安だな…糖質が足りないと頭が働かなくなるから、脳のエネルギー源である糖質を多く含む食品(炭水化物)をたくさん食べるように!」と指示を出します。

そのため、つい食べ過ぎてしまうのです。しかも、脂肪がつきやすくなるものを好んで。

 

太るサイクルは、こうしてできる

カラダの中に入った炭水化物は、グルコース(ブドウ糖)に分解され、血液に入り、全身の細胞に運ばれます。

この血液中のグルコースの濃度のことを「血糖値」といいます。

私たちのカラダには、血液中のグルコースの濃度を一定に保とうとする働きが備わっています。

その役割を担っているのが「インスリン」。

血糖値が急激に上昇すると、血糖値を下げるため、すい臓から「インスリン」というホルモンが大量に分泌されます。

このインスリンは、血液中のグルコースを細胞に大量に取り込むように指示を出します。

取り込まれたグルコースの一部は、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄積されたり、脂肪として脂肪細胞に蓄積されます。

大量に分泌されたインスリンの働きにより血液中の血糖が急激に下がると、活動に多くの糖質を必要とする脳は危険を察知して「炭水化物をたくさん食べて!お砂糖たっぷりのお菓子でもいいよ。」と指示を出すのです。

そして、また食べ過ぎることに…

この悪循環によって、太ってしまうのです。

 

どうしたら、食べ過ぎを防げるの?

その方法はとても簡単。

昼食と夕食の間に、おやつを食べること。

長い空腹の時間を作らないようにすることで、食べ過ぎを防ぐことができるのです。

 

“おやつ”も含めて、1日の食事を考えよう

ただし、いままでの食事に単純におやつをプラスしてしまうと、当然のことながらカロリーオーバーになってしまいます。

1日の総摂取カロリー内で、おやつを食べるようにしましょう。

おやつの目安は、200kcal程度まで。

ここまで読んで、少しがっかりした人も多いかもしれませんね。

しかし、この方法で夕食の量を減らしても満足できるようになるのです!

また、「おやつを食べること」に対する罪悪感もなくなります。少しの量でも毎日食べられるので、満足度もアップ!

おやつを味方につければ、より健康的に・美しくダイエットをすることだって夢ではありませんよ。

 

<参考図書>
太らない間食 最新の栄養学がすすめる「3食+おやつ」習慣
足立香代子著

30日で生まれ変わる美女ダイエット
エリカ・アンギャル著

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この記事のキュレーター

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