初めてのお産は、7割が普通分娩

オススメの入院グッズも、分娩の方法によって変わってくるはず。ということで、先輩ママたちに「第一子分娩の分娩方法」について質問。

結果、やはり普通(自然)分娩が最も多く70%。
次に多いのが帝王切開で、「予定帝王切開」と「緊急帝王切開」をあわせ13%以上を占めました。

■第一子分娩について

1位　普通（自然）分娩・・・71％
2位　緊急帝王切開・・・8％
3位　予定帝王切開・・・5％
4位　和痛・無痛分娩・・・2％
5位　その他・・・13％

陣痛を乗り切るための必須アイテムとは!?

まずは普通分娩だったママたちに、分娩で役に立ったグッズを聞きました。

・「喉が乾いたらすぐにお茶が飲めるように、ペットボトルのキャップをストローキャップに付け替えておきました。陣痛が始まってから出産まですごく時間がかかったので便利でした」

・「好きな音楽。陣痛中、スマホで普段聴いている好きな音楽を流していました。陣痛が弱まったときなど少しリラックスできました」

・「リップクリームかなあ。陣痛の痛みで呼吸が荒くなり唇が乾燥したので」

・「むくみがあったので着圧ソックスを持って行きました」

・「陣痛の痛みがきたらお尻の辺りにテニスボールを当てて痛みを逃がしていました」

・「陣痛に耐えるときに旦那さんの手を握りすぎて指を折る勢いだったので、握力を鍛えるためのバネの付いたくの字型の器具を代わりに握ると、心置きなく握られてよかったです」

普通分娩の特徴は、いつまで続くかわからない陣痛。
陣痛開始から出産までが長かったという声も目立ちました。

大きく分けて、本や音楽、飲み物、スキンケア用品といった陣痛室で過ごす間に使うグッズと、テニスボールなどの痛みを乗り切るためのグッズが必要と言えそうです。

知っておきたい事実。帝王切開後は動けない！

次に、帝王切開だったママたちに、手術の前や後にあってよかったグッズを聞きました。

・「帝王切開だと前の日からご飯も食べられないので、空腹を紛らわすために暇つぶしの雑誌などは意外と重要です！」

・「真夏の出産。帝王切開でシャワーも浴びられなかったので、汗拭きシートはかなり使いました」

・「予定帝王切開でしたが、手術後は、キズが痛く身動きもとれない状態。ペットボトルにつけるストローは身動きとれないときも、重宝しました」

手術の前後は飲食できなかったり、手術後は身動きもとれなかったりと、制約が色々あるよう。

普通分娩を予定していても、出産の経過によっては緊急帝王切開になることもあるので、心構えや念のための準備は必要かもしれません。

ママは産後も大変！　入院生活全般のアドバイス

最後に、主に産後の入院生活についての体験談やアドバイスをご紹介します。

・「病院の中は暑かったり寒かったり。夏出産予定でも、靴下、羽織れる長袖はあった方がベストです」

・「円座の座布団がかなり役立った。半年早くママになった友達が病院に持ってきてくれたのですが、出産の後は会陰切開の傷が痛くて普通には座っていられなかったので、大変助かりました」

・「冷えピタと保冷剤は、おっぱいの張りがひどかったので、痛みを緩和するのに役立ちました」

・「大量のタオル。母乳が出すぎて、母乳パッドだけじゃ足りなくなり、フェイスタオルも胸に入れたりベッドに敷いたりした」

・「もっと持参すればよかったと思ったのは、授乳用の下着。母乳が安定しないので気づけばびしょ濡れに。洗濯する間もなく濡らしてしまうこともあり、家族に買い足してもらい、結局4、5枚になりました」

・「カメラは必須。新生児は1日ごとに変化していくので、たくさん写真を撮りました」

・「悪露の量が多く悪露用ナプキンだけでは間に合わず下着を汚すことがあったため、下着を5枚くらい用意しておいてよかったです」

・「育児ダイアリーを持ち込み、日々の子供の記録を細かく書き込みました。幸せな気分にもなれるし、暇つぶしにちょうどよかったです」

出産ばかりに焦点が当たりがちですが、実は産後だって、会陰切開の痛みや授乳など、ママにとっては「初めて」だらけ。

また、入院中は意外と時間がある、という声も。
大変なことも多い入院生活ですが、赤ちゃんとゆっくり過ごせる貴重な機会でもあります。

先輩ママたちのリアルな体験談を参考に、準備をしっかり整えて、楽しみながら乗り切りましょう。

アンケート出典/ルナルナLite・ルナルナファミリー(2015年1月実施/有効回答数：2,847件)