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【ルナルナ みんなの声】「妊活とセックス」についての調査
ルナルナ ファミリー「みんなの声」、今月のテーマは「妊活とセックス」です。
妊活中のセックスの頻度・満足度や悩み、妊活中の工夫や夫とのコミュニケーションなどの多岐にわたる質問に対して、ルナルナ ファミリーの3,410名(平均年齢31.0歳)の方にご回答頂きました。ご協力ありがとうございました!
それでは早速、結果を見ていきましょう。
まず、「妊活中は、妊活開始前に比べてセックスの回数は増えましたか?」という質問に対しては、「はい」という回答が57.0% 、「いいえ」という回答が43.0%でした。
回数が増えた人がやや多いものの、妊活中でも特に変わらないという人も4割以上いました。
「今までどおり週2~3回」という回答があったように、それまでも定期的にセックスをしていたカップルは、妊活中だからといって特に回数を増やす必要はないのかもしれません。
一方で、「お互いがシフトの仕事のため、休みが合う時などに」「遠距離なので月2回」など、様々な事情で回数が限られてしまった人もいるようです。
また、「妊活前の方が回数も多かった」「妊活前は週2~3回していたのに、妊娠を意識してからは、排卵日周辺でしかしなくなった」など、妊活によって逆に回数が減ってしまったというエピソードもありました。
次に、妊活中のセックスの具体的な回数をお聞きしました。
妊活中のセックスの回数についてお聞きしたところ、「月3~4回」が36.9%と一番多く、次いで「月5~6回」が21.6%、「月1~2回」が21.5%と続きました。
また、「月7回以上」という回答も17.7%ありました。
「妊活中のセックスの頻度に満足していますか?」という質問について、最も多かった回答は「まあまあ満足している」の33.6%でした。
2番目に多かったのが「十分満足している」の30.0%で、両者を合わせると6割以上の1人が妊活中のセックスの回数について満足していることがわかりました。
一方で、「少し足りないと感じる」が27.3%、「かなり足りないと感じる」が9.1%ありました。
満足する回数は人によって違うと思いますが、妊活中は回数を増やしたいと感じる人もいるようです。
妊活においても、日頃のスキンシップはとても大切だといわれています。
以前のアンケートでは、妊活中の夫に対する気遣いとして「普段からスキンシップを取る」と いう回答が多く寄せられており、女性の皆さんがスキンシップを意識していることがわかっていました。
今回、キスやハグなど、セックス以外のスキンシップの具体的な頻度についてお聞きしたところ、圧倒的に多かった回答が「ほぼ毎日」で61.8%となりました。
また、「週に2~3回」という回答が13.7%、「週に1回くらい」が8.1%あり、日々の忙しい生活の中でも、スキンシップを欠かさない様子が伝わってきます。
そのスキンシップの回数に満足しているかどうかという質問に対しては、「十分満足している」という回答が47.5%、「まあまあ満足している」が32.5%で、約8割の人が満足していることがわかりました。
Q2.2の妊活中のセックスの満足度と、この設問でお聞きしたセックス以外のスキンシップの満足度の関係についても調べてみました。
すると、セックスの満足度が高い人はセックス以外のスキンシップの満足度も高く、セックスの満足度が低い人はセックス以外のスキンシップの満足度も低いという結果がわかりました。
ここから、セックスの頻度とセックス以外のスキンシップの頻度には互いに影響があると考えられるため、セックスの頻度を上げたいと考える方はまずはスキンシップを積極的に行っていくと良いかもしれません。
妊活では、まず仲良し日(妊娠の可能性が最も高い日)を意識したタイミング法を考える人が多いようです。
実際に「妊活中は仲良し日を意識してセックスするようになりましたか?」という質問に対して、「はい」と回答した人が89.3%にものぼりました。
ルナルナファミリーでも生理日を入力すると、「仲良し日」をお知らせする機能が人気ですが、この機能を利用しているという回答もありました。
また、仲良し日近辺のセックスの回数は、「1~2回」という人が61.0%と最も多く、次いで「3~4回」(34.9%)、「5回以上」(3.5%)という結果になりました。
仲良し日近辺にセックスするためには、男性側の理解と協力が必要になりそうです。
次に、妊活中のセックスに関するストレスについてお聞きしました。
妊活中のセックスについては、64.2%の人が悩んだり、ストレスを感じたりしたことがあるという結果になりました。
以前の調査 で、「妊活全般」に対してストレスを感じている人が8割以上という結果が出ていましたが、今回、「妊活中のセックス」に限っても多くの女性が何らかの悩みやストレスを抱えていることがわかりました。
ストレスの内容としては、「セックスを義務的に感じてしまう」が一番多く、55.5%の人がそのように感じているようです。
僅差で2位が「仕事等の都合で仲良し日にセックスできない」の51.3%で、その後は「セックスの回数が十分でないと感じる」(48.3%)、「夫が疲れていることが多く誘いづらい」(39.1%)、「仲良し日にプレッシャーを感じる」(32.5%)、「誘うのが自分ばかりで疲れる」(31.7%)などが続きました。
また、「仕事や育児で自分(女性側)が疲れている」という自由回答も多く寄せられました。悩みやストレスが多岐にわたっていることがわかります。
Q6. 妊活中のセックスに関する悩み・ストレスについて
悩みやストレスに関するエピソードを自由回答でお聞きしました。
「義務的なため、気持ちも身体ものらない」「早く子供を作らなくてはというプレッシャーで楽しくなかった」などと、義務的なセックスになっていることへの悩みが多いよう。
他にも「仲良し日に限って夫の帰りが遅く、できない日もしばしばあった」「お互いやる気はあるのだけれど、仕事で疲れていると体がついていかない」など、仕事の都合や疲れなどで仲良し日にセックスができないという悩みも多くあるみたいです。
中には「ストレスで体調と心が不安定になった」というように、健康にまで影響が出たという回答もありました。
また、「夫にプレッシャーになると言われた」という回答も複数あり、男性側がストレスを感じているケースもあるようです。
続いて、妊活において心がけたことや工夫したことをお聞きしました。
妊活中、心がけたこととして一番多かった回答は、「仲良し日を夫にさりげなく伝える(強調はしない)」の46.2%で、半数近くの人が実践しているようです。
仲良し日を強調し過ぎると義務感を感じる男性もいるので、さりげなく伝えるくらいが良いのかもしれません。
一方、自由回答で「仲良し日をはっきり伝えた」という回答もいただきました。この辺りは男性側の考え方や感じ方で伝える方法を変えているようです。
また、「仲良し日以外にも夫とのスキンシップを増やす」という人も43.0%いました。
仲良し日だけのスキンシップでは義務的な印象になるかもしれませんが、普段から行っていれば自然な感じで、プレッシャーも感じにくくなりそうですね。
その他にも「セックスを楽しむようにする」(37.0%)、「態度やスキンシップなどで雰囲気作りをする」(23.8%)、「自分から積極的に誘う」(22.9%)、「あえて夫には仲良し日を伝えない」(22.5%)など、様々な心がけや工夫をされている様子がうかがえます。
Q8. 妊活中のセックス。成功エピソード
では、実際に心がけたことや工夫したことで、「うまくいった!」というエピソードについてお聞きしました。
前問で多かった「仲良し日を夫にさりげなく伝える」工夫では、「口でこの日が仲良し日だからとか言わず、カレンダーにハートマークをつけてアピールしたら、嫌がられることなく、できた!ルナルナの仲良し日で、たった一度で妊娠しました」「カレンダーに記すことで、旦那の意識もその日に集中してくれた」という声がありました。
口では直接伝えにくいことをさりげなく知らせたことで、男性側もプレッシャーを感じにくくなったようです。
「妊活だから!とあまり構えずゆったりとした気持ちでいたら妊娠した」「必死に仲良し日を守ろうとしていた時はなかなかできなかったが、ちょっと気持ちを楽に普段のスキンシップを楽しみ始めたタイミングでできました」などの回答もありました。
妊活をストレスと感じたら、一度忘れてみるというのもひとつの手段かもしれませんね。
ストレスを忘れる実践的な方法として、「旅行に行きリフレッシュしたら、妊娠した」「月に一度程度、ホテルに行って、妊活を忘れてイチャイチャを楽しむ時間を作りました」など、環境を変えてリフレッシュするという工夫もありました。
また、「体に触れたり、近付いたりすることを心がけたらセックスの回数が増えた」「婚前のように新しい場所にデートに出かけたり、2人の時間を大事にし、スキンシップもよく取るようにしました」というように、スキンシップを心がけた回答もありあました。
妊活中のセックスに関して夫と話し合ったこととしては、「妊活の方法(タイミング法など)について」という回答が40.0%となりました。
「不妊治療等へのステップアップについて話し合った」という人も9.4%いらっしゃいました。
しかし、「特に話し合ったことはない」という人が34.9%で、3人に1人は妊活中のセックスについて特に話し合いをしていないようです。
次に、夫に協力してほしいことについて質問したところ、「タイミング法を理解してほしい」「女性にはタイムリミットがあることを知ってほしい 」「女性の体の仕組みをきちんと知ってほしい」など、妊娠・妊活に関することをもっと知ってほしいという要望が多くあがりました。
また、「妊活のセックスでも、ラブラブに過ごすようにしたい」「むしろいつもより丁寧に楽しくスキンシップもしたい」「仲良し日こそしっかり楽しんでしてほしい」など、義務的にではなく、一緒に楽しみたいと希望する人も多いようです。
「仲良し日を忘れないようにしてほしい」「タイミングの日には早く帰って来てほしい」「月に一度のチャンスに賭けている気持ちを理解してほしい」などの仲良し日に関する希望も多く寄せられました。
また、仲良し日にどうしても協力できないこともあると思いますが、「断る時の言葉に気をつけてほしい。他の日に頑張るという姿勢を見せてくれると、少し落ち着いた」「恥ずかしいのを我慢して誘ったのに断られると辛い。女性を気遣って傷つかない断り方をしてほしい」など気遣いを求める声もありました。
その他、妊活全般にかかわる要望として「自ら進んで行動に移してほしい」「妊活は夫婦で行うものという意識を持ってほしい」「私まかせにしないでほしい」など、積極的な妊活への参加を求める回答も目立ちました。男性の妊活に対する態度に温度差を感じる人も多いのかもしれません。
Q10. パートナーがしてくれた、嬉しいエピソード
では、夫がしてくれた行動でうれしかったエピソードについて聞いてみました。
前問で妊娠や妊活について知ってほしいという夫への要望がありましたが、「夫が妊活について自分でもいろいろ調べてくれたこと」「妊娠について私より調べてくれている」という行動がうれしかったという回答が複数ありました。
同じく夫への要望で多かった仲良し日についても、「次の仲良し日がいつなのか聞いてきてくれた」「こちらから言わなくても、仲良し日を気にしてくれていた」などのように、男性側が意識してくれるとうれしいですね。
さらに、「いつも仕事から帰ってくるのが遅いのに、仲良し日付近は早く帰ってきてくれる」「仲良し日は眠くても、毎回嫌な顔ひとつせず仲良しに応じてくれました」などと、実際に協力してくれたというエピソードも寄せられました。
義務的になりがちと言われる妊活中のセックスですが、「妊活のためだけでなく、楽しんで一緒に頑張ってくれた」「『妊娠が目的じゃなくて、触れ合いたいからしているんだよ』と言われてうれしかった」というように、愛情表現の一環としてセックスを大事にする姿勢も女性にはうれしいようです。
また、なにかとストレスを感じることもある妊活ですが、「話をきちんと聞いてくれて、不安を和らげてくれた」「赤ちゃんはほしいけれど、できなくても幸せだよと言ってくれる」などの対応は、女性の気持ちを楽にしてくれたようです。
最後に、性生活全体に関してお聞きしました。
まず、性生活全般への満足度は、「十分満足している」という回答が23.8%、「まあまあ満足している」が42.4%という結果でした。
しかし、「少し不満がある」が25.2%、「かなり不満がある」という回答も8.6%と、3人に1人は何らかの不満を抱えていることがわかりました。
また、不満があると回答した方に、不満を感じる点をお聞きすると「セックスの回数・頻度」という回答が77.5%ありました。
「仕事が多忙で、疲れている」「上の子がいるためタイミングが取れない」など、背景はいろいろありますが、多くの人が回数を増やしたいと思っていることがわかります。
その後は「セックスの内容」49.1%、「妊活のためだけのセックスになっている」39.8%、「ムードがない」36.7%と続きました。
いかがでしたでしょうか?
妊活中はいろいろなストレスやプレッシャーを感じる方も多く、アンケートでは「ストレスで夫と喧嘩になってしまった」という回答もいただきました。
妊娠がわかるまでは悩みや不安は尽きないかもしれません。しかしながら、「いろいろあったが、妊活をしたことで夫婦の絆がより深まった」というエピソードのように、妊活がお互いのことをよりいっそう大切に思うきっかけになるといいですね。
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