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今日は若手社会人の皆さんにお金の貯め方のアドバイスをしましょう。 入社して数年間は、お給料がまだわずか。「あと2〜3年してお給料が増えてからでないと、貯金なんてできない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待って。いまそんな風に言っている人は、2〜3年後もきっと貯金できませんよ。なぜなら、数年してお給料が増えたとしても、その分後輩が増えてごちそうする機会が増えたり、今よりももっといい服いい持ち物を身に着ける必要が出てきたりと、出費も比例して増えていく傾向があるからです。
「いまはまだ無理」と先送りをするのではなく、たとえ1000円からでもいいので今から貯蓄習慣をつけましょう。そして、昇給するごとに積立額を増やしていくようにしたいですね。
家計簿アプリで浪費をチェック。オススメのアプリ3選はこちら!
「貯蓄する余裕がまるでない」というあなたは、日々のお金の使い方をチェックしてみましょう。最近はコンビニで買い物をしてもレシートを渡さない店員さんも増えていますが、お金を貯めたいと思ったら、レシートは必ずもらうようにしてください。 溜まったレシートをながめているだけでも、「コンビニ弁当ばかり食べている」「ビニール傘やタクシー代に結構使っている」などいろんな気付きがありますが、さらに一歩進んでみましょう。
お勧めは、スマートフォンの家計簿アプリ。出かけた先ですぐにつけられるうえ、最近は無料で利用できる高機能なものがたくさん出ています。代表的なものをご紹介しましょう。
お金レコ
とにかく手軽に始めたいという人に。使った金額を入力→カテゴリを選択→入力ボタン という3ステップがわかりやすいので初心者向きです。支出の内訳はグラフ化されます。有料版にアップグレードすると、カメラによるレシート入力やパソコンへのデータ移行もできます。
Zaim
バランスよく機能が揃っています。アプリを立ち上げてレシートをスマホのカメラで撮影すると家計簿が自動入力されます。そして、銀行やクレジットカードなどを登録すると入出金履歴を自動取得。お給料が振り込まれた時、カードの引き落としがあった時などもわざわざ入力する必要がありません。支出はスッキリ見やすい円グラフや棒グラフにグラフ化されます。
マネーフォワード
一歩進んだ使い方もできる家計簿です。レシート撮影による自動入力、グラフ化などもできるほか、複数口座の一元管理が得意です。クレジットカードやネット銀行、ネット証券、電子マネーなどいろんなものをまとめて管理したいという人には、とても人気があります。
家計簿アプリで自分の浪費グセがわかったら、お金を使う時に自分のクセを意識してみましょう。効果的に節約できますよ。
会社の制度を使って確実に貯める
節約できるようになったら、すかさず貯めていきましょう。確実に貯めるコツは、手間いらずな仕組みを作ることです。会社員の皆さんにお勧めなのは、会社にある制度を上手に活用することです。会社に「財形貯蓄制度」「社内預金制度」などがあれば、活用してみましょう。
財形貯蓄制度は、あらかじめ総務部などを通じて手続きをしておくと、給与天引きで決まった金額が貯蓄に回る制度です。一般財形貯蓄・財形住宅貯蓄・財形年金貯蓄と3つの種類があります。いずれもお金を預ける先は、会社があらかじめ契約している金融機関。複数の銀行や保険会社等から選べる会社もあります。
財形貯蓄のメリットは、給与天引きで手間をかけずに貯められることですが、このほかにも財形貯蓄の場合、金利優遇、非課税(財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄で目的通りに引き出した場合に限る)などのメリットもあります。
財形貯蓄を引き出すときには、会社の担当部署に行って書類をもらい、必要事項を記入して提出します。ATMで気軽に引き出せるのとは違って、会社に書類を提出するってひと手間かかりますよね。このちょっとした煩わしさが預金引き出しの抑止力となります。
社内預金制度も、会社でできる預金制度ですね。通常の預金よりも金利が上乗せされるなどのメリットがあります。こちらも会社に制度がある人なら利用できます。
預金したいけれど会社に制度がない!という場合には、給与振込口座のある金融機関で自動積立貯蓄を始めましょう。お給料日を毎月の預金日に設定するのがポイントです。まだ少額しか貯蓄できないという人は、次の昇給時に積立額を上乗せしてみて。これを繰り返したら、2〜3年後にはしっかり貯められるようになっていますよ。
手取り月収20万円で一人暮らしをしていて貯蓄ゼロのAさんの貯蓄シミュレーション
いま、手取り月収20万円で一人暮らしをしていて貯蓄ゼロのAさんを例に、貯蓄シミュレーションをしてみましょう。
家計簿アプリを活用して、まずは毎月5000円の積み立てからスタート。ただし、ほんとうは一人暮らし、実家暮らしにかかわらず、手取り月収の10%は貯蓄に回したいところです。 そこで、これから毎年4月に1万円ずつお給料が上がったと仮定して、昇給額の2分の1である5000円ずつ貯蓄額を上乗せしていくと、毎月の積立額を以下のように増やしていけます。
画像:手取り月収20万円で一人暮らしをしていて貯蓄ゼロのAさんの貯蓄シミュレーション
いまは月収の2.5%しか貯蓄ができていませんが、4年後には目標の10%をクリア。5年後には貯蓄残高が100万円を上回ります。このペースで続けていくと、さらに貯蓄のペースは速まって、7年後には貯蓄残高が200万円を超えることに。 いまからちょっと頑張ることで、将来がガラリと変わります。ぜひ、がんばってみてください。
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