【ルナルナ みんなの声】「夜泣き」についての調査

ルナルナ ファミリー「みんなの声」、今月のテーマは「夜泣き」です。
夜泣きの時期や辛かったこと、対策や夫の協力などについての質問に対し、ルナルナ ファミリーの育児中の方1,404名にご回答頂きました。ご協力ありがとうございました!
それでは早速、結果を見ていきましょう。

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まず、夜泣きが始まった月齢では、最も早い人で「生後0ヵ月」、最も遅い人で「生後28ヵ月(2歳4ヵ月)」、平均値は「生後6ヵ月」でした。

一方、夜泣きがおさまった月齢では、最も早かった人が「生後1ヵ月」で、最も遅かった人が「生後48ヵ月(4歳)」、平均値は「生後13ヵ月」でした。

平均値で見ると、夜泣きの期間はおよそ6ヵ月前後 のようですが、実際にはもっと短い人もいれば、長い人もいました。

これらの結果から、夜泣きが始まる時期やおさまる時期、どのぐらい続くかは、赤ちゃんによってだいぶ個人差があるといえそうです。

平均して6ヵ月とはいえ、毎晩赤ちゃんに泣かれる毎日が続くのは大変なことですよね。

それでは実際、夜泣きを「辛い」と感じたママはどのぐらいいるのでしょうか。

 

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「夜泣きで辛いと感じた経験があるか」という質問には、「はい」と答えた人が58.6%、「いいえ」と答えた人が41.4%と、つらいと感じた人のほうがやや多いという結果でした。

夜泣きが辛かった理由について、 最も多かった回答が「睡眠時間が取れない」で、8割近い人が辛いと感じていました。次いで、「泣いている理由がわからない」「いつ夜泣きがおさまるのかがわからない」と続きました。

自由回答では、「対応の仕方がわからず、ただひたすら抱っこ」、「これ以上何をどうすればいいのかわからない」という戸惑いの声や、「どこか悪いのではないかと悩み、心配が募る」、「もしかして何かの病気で痛みなどを訴えているのかも、と不安になる」と、赤ちゃんを心配する声が目立ちました。

「眠れなくて辛い」と思いながらも赤ちゃんを心配するママの気持ちが伝わってきます。

次の質問では、そんな辛い夜泣きを予防するために工夫したことをお聞きしました。

 

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夜泣きを防ぐために事前に工夫していたことでは、「添い寝をする」が47.0%で最も多く、「そばに寄り添って眠ることで赤ちゃんを安心させることができたら…」と考えるママの気持ちが伺えます。

次いで「昼間に運動させる」、「遅い時間に昼寝をさせない」、「昼寝を長くさせない」、「朝早く起こす」と、睡眠や運動に関わる工夫が多く見受けられました。

自由回答では、「寝てほしいという気持ちで接するのをやめる」「あまり興奮させないように遊ぶ」「寝る前にベビーマッサージをする」という声も。

ママがあまり焦ったり、イライラしたりせず、赤ちゃんもリラックスして眠りにつけることが大切と考える人が多いことが伺えました。

では、実際に夜、赤ちゃんが起きて泣いてしまったときにはどのような対応をしていたのでしょうか?

 

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赤ちゃんが夜泣きをしたときの効果的な対処法では、「抱っこ」と「おっぱい・ミルクを与える」が約7割でトップ。

赤ちゃんが泣いたら、まずは「安心させること」「おなかを満たすこと」がママたちの第一手段といえそうです。

次に多かったのが、「話しかける」、「一度起きて遊ぶ」、「音楽を聞かせる」、「ドライブに連れ出す」など。無理に寝かせようとするのではなく、気を紛らわすこともひとつの方法かもしれませんね。

自由回答では、「自分(ママ)のおなかを触らせる」「手で赤ちゃんの顔に触れる」「ビニール袋のカシャカシャ音を聞かせる」「おくるみで包む」など

の声も。

毎日、試行錯誤しながらその子なりの対処法を見つけ出しているママの努力が感じられます。

 

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毎晩赤ちゃんが泣くと、「ご近所に迷惑では?」と不安になる人もいるでしょう。

ただ、実際に対策をしていた人は、11.7%でした。

「したい気持ちはあるけれど、育児でバタバタしていて余裕がない」というのが実情のようです。

対策をしていた人では、「産後、菓子折りを持って『ご迷惑をお掛けするかもしれません』と挨拶しに行った」「近所の人に会ったら、夜泣きの時期でうるさくてすみませんと謝っている」「ドアや窓を閉め、なるべく奥の部屋に行くなど防音対策をした」という声が多く見られました。

赤ちゃんは泣くのが仕事。

とはいえ、ご近所への配慮として「すみません」という気持ちを伝えたり、日頃からご近所とコミュニケーションを図ったりしておくと、ママも安心して過ごせるかもしれませんね。

 

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「夫は夜泣きの対処に協力的ですか?」という質問では、「協力的」「どちらかといえば協力的」を合わせると49.7%となり、回答のほぼ半数を占めています。

一方で、「どちらでもない」「どちらかというと非協力的」「非協力的」も、合わせるとほぼ同数となり、ママたちの「もうちょっと改善を期待したい」という本音が伺える結果でした。

やはり、毎日仕事を頑張る夫に、夜泣きの対処は厳しいのでしょうか。

でも、毎日育児を頑張る妻が「辛い」と思う夜泣きへの協力度は、今後の夫婦関係を左右する大きなポイントともいえるかもしれません。

次の質問では実際に夫たちがどのような協力をしているのかをお聞きしました。

 

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実際に夫が協力していることとしては、「抱っこする」が79.7%でトップ。

次いで、「話しかける」(40.6%)、「添い寝する」(30.9%)、「ミルクを作ってくれる」(22.6%)、「一度起きて遊ぶ」(13.4%)という結果でした。

この回答を見ると、ママたちが夜泣きの予防策や対処法として実践していることと大きな違いはありません。

「夫でなければできないこと」「パパでなくてはダメなこと」をしているというよりは、ママのしていることを一緒に、あるいは代わりにしてくれているといえるでしょう。

では、実際に夫がしている協力と、ママたちが「夫にしてほしいと考えている協力」には、ギャップがあるのでしょうか? 次の質問でお聞きしました。

 

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ママたちが「夫にしてほしいと考えている協力」の上位は、「抱っこする」「話しかける」「ミルクを作る」「添い寝する」「一度起きて遊ぶ」など、実際に夫が「協力していること」と同じ回答でした。

でも、ママたちが本当に夫に望んでいることは「行動」だけではないのかもしれません。

その本音が自由回答から伝わってきました。

「特に何もしなくていいので私の努力をわかってほしい」「一緒に起きていてくれるだけでいい」「話を聞いてほしい」「ありがとう、お疲れ様と言ってほしい」

ママたちが夫に本当にしてほしいと思っているのは、日々の頑張りを理解してもらうこと。そして、気遣いやねぎらいの言葉を掛けてもらうこと。

「行動」そのものよりも、「一緒に子育てしている」「わかってくれている」と実感させてくれるような、温かい心遣いを望んでいるママが多いようです。

 

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「夜泣きが原因で夫と寝室を分けましたか?」という質問には、「はい」が16.5%、「いいえ」が77.7%と、分けていないという回答が多数でした。

でも、自由回答では、「もともと寝室が別だった」という回答が目立ち、「夜泣きをきっかけに」というよりは、ママの産後、赤ちゃんが生まれたのを機に寝室を別にした人が多いことがわかりました。

寝室を分けた理由では、「仕事に支障が出たら困るから」「睡眠不足にならないように」と、夫の仕事や体調を気遣う声が見られました。

なかには「平日は別の部屋で、休日の前の晩は同じ部屋で寝ている」「ふだんは一緒だけど、あまりに夜泣きがひどいときは別にする」など、状況に応じて寝室を変えているママもいるようです。

 

最後に「夜泣きの乗り越え方や前向きな考え方、今だから笑えるエピソード」について自由回答でお聞きしました。

「泣き止ませようと必死になると余計に泣き止まないもの。開き直ってどーんと構えていると意外とスンナリ寝てくれた気がします」「今しかできないことと逆に楽しむことにした」という前向きなコメントのほか、「いつか必ず終わりは来る! と希望を持って、無理にでも心に余裕を」「腹をくくって夜泣きにつきあい家事はあきらめる。洗濯物が山積みでも気にしない!」というアドバイスも。

今、まさに夜泣き真っ最中という人は、終わる日が来ることが信じられないかもしれません。でも、一生続く夜泣きはありません。

そして、「あのころは大変だったな。でもかわいかったな」と懐かしく思い出せる日が、必ず来ます。「あと少し」と、この時期を前向きな気持ちで乗り越えられるといいですね。

 

 

この記事のキュレーター

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