基礎体温グラフの見方
ルナルナ 体温ノート・ルナルナでは記録した基礎体温をグラフで確認することができます。グラフでみると、周期中の基礎体温変化の差が把握しやすくなり、様々な症状やカラダの変化に気づけるようになります。
基礎体温グラフはどう見るの?
基礎体温はホルモンの分泌量によって周期的に変わるもの。
生理から排卵までは低温期、排卵から次の生理までは高温期となり、折れ線グラフが2相になるのが理想的な基礎体温の推移です。

グラフからわかること
1.自律神経の乱れ
通常と比べこの下記のような変化がある場合は、ホルモンバランスが崩れている恐れがあります。
基礎体温は計測自体が難しいため、推移が乱れても気にしすぎる必要はありませんが、ストレスに自覚があるようでしたら、睡眠時間をたっぷりとるなどリラックスする時間をとるようにこころがけましょう。



2.無排卵の可能性
通常高温期と低音期の差は0.3~0.5℃といわれています。
体温の差がまったくないような場合には、無排卵月経の可能性があります。無排卵の疑いのある推移が続くようであれば病院の診察も検討しましょう。


3.高温期に最適な体温を保てているか
体温が36℃をきっていないかチェックします。
高温期は、卵子が着床しやすい環境をつくる大切な役割があります。
記録した体温が低いようでしたら、カラダを温める生活を意識していきましょう。

4.妊娠の可能性
生理予定日付近の基礎体温の推移をチェックします。
生理開始付近になると、高温期から低温期への移行で徐々に体温が下がっていきますが、妊娠している場合は、低温期の頃になっても高温期が継続している状態になります。
妊娠の可能性がある場合には、無理をしないよう気を付けましょう。
5.次の生理開始時期
基礎体温が徐々に下がってきていないかをチェックします。生理開始予定日付近に基礎体温が低下しているようでしたら、生理開始が近づいているサインです。