妊娠中の基礎知識

初めて赤ちゃんをお腹に迎えたママにとって、妊娠中の生活は未知の体験ばかり。「どんなことにどこまで気をつければいいの?」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、妊娠週数の数え方から薬やレントゲン撮影の影響まで、妊娠したら知っておきたい基礎知識をお伝えします。

ポイント

  • 妊娠週数は最終月経開始日を0週0日として計算して、出産予定日は40週目
  • 薬を飲みたいときやレントゲン撮影をするときは医師に必ず相談しましょう!
  • 妊娠中のお酒やタバコはリスク大。禁酒・禁煙を!

妊娠週数と出産予定日の数え方

妊娠週数は、最終月経の1日目を0日とし、1週目を0週として計算します。精子と卵子が出会って受精するのは妊娠2週頃、受精卵が着床して妊娠が成立するのは妊娠3週頃です。
出産までの標準的な日数は280日(40週)とされているため、妊娠40週0日目が出産予定日となります。もちろん、これより早く出産を迎える人や遅くなる人もいます。出産予定日はあくまで目安と考えましょう。

妊娠中に注意したいこと

妊娠中に気になるのが、薬やレントゲン、タバコなどの影響です。それぞれにどんなリスクがあって、どのように気をつければいいのかを知っておきましょう。

種類によっては、お腹の赤ちゃんに影響が出る可能性があります。服用したい場合は、必ずかかりつけの医師に相談をして、市販薬を自己判断で飲むのは控えましょう。

レントゲン

レントゲン撮影(X線撮影)で受ける放射線量はごくわずかですが、妊娠中は撮影を控えるのが一般的です。
ただし、医師が必要と判断した場合には撮影を行う場合もあります。医療機関を受診する際には妊娠していることを伝えましょう。

お酒

妊娠中にママがアルコールを摂取すると、赤ちゃんが低体重になったり、脳や身体に障害が起こったりする胎児性アルコール症候群のリスクが高まります。お酒の許容量はわかっていないので、妊娠中はお酒を飲まないようにしましょう。

タバコ

タバコに含まれるニコチンには血管収縮作用があり、ママが妊娠中に吸うと、赤ちゃんに酸素や栄養が運ばれにくくなります。
このことは、流産、早産、低体重などのリスクを高めます。喫煙習慣があるママは必ず禁煙を、タバコを吸わないママも、周囲の喫煙者からの「副流煙」に注意が必要です。

妊娠に気づく前に飲んだ薬やレントゲンの影響は?

妊娠に気づく前に薬を飲んでしまった人や、レントゲン撮影をしてしまったという人もいるかもしれませんね。一般的な薬でリスクが高いものは多くありませんが、心配なときは医師に相談しましょう。レントゲン撮影の影響は少ないので、妊娠を知らずに撮ってしまっても心配する必要はありません。
妊娠に気づく前にお酒やタバコを摂取してしまった場合も、妊娠の経過が順調であれば心配しなくていいでしょう。

知らないことが多いと不安は増すものです。
必要な知識を身につけて、妊娠中もできる限りリラックスして過ごしたいですね。

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