女性ホルモンを味方にしよう

各周期の特徴

卵胞期

生理が終わるころから1週間程度。卵巣の中で卵胞が発育する時期。この時期はエストロゲン(卵胞ホルモン)が盛んに分泌され、体温は低温の時期。
卵胞が成熟すると卵巣から卵子が飛び出します。(排卵)

排卵日と思われる日に一過性の腹痛を感じることがありますが、これを排卵痛(中間痛)と呼びます。

黄体期

排卵の後から次回の生理までの2週間程度。排卵期の卵胞が黄体に変化してプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌され体温は高温になる時期。
主にプロゲステロンの影響で「体重増加」「むくみ」「イライラ」「眠気」などの月経前症候群(PMS)が現れることがあります。

月経期

生理がはじまって5日間程度。黄体期間に着床しやすいように厚くなった子宮内膜がはがれ落ちます。カラダのだるさを感じたり、下腹部の痛みや腰痛が表れたりすることがあります。

卵胞期・黄体期・月経期の体調は人それぞれ。

自分の体調のリズムを把握するためにも、まずは生理のあった日や基礎体温、体調の変化を記録してみましょう。
記録した体調によって、周期ごとの変わり目がわかりやすくなり、自分の体調が崩れやすいタイミングが把握しやすくなります。

つらい症状やコンディションの良い日が生理周期のどのタイミングで起こっているのか把握することができれば、頑張りたいことのパフォーマンスをもっとあげたり、好きなことをもっと楽しんだりできるでしょう。

さらにルナルナ有料版ではこれまで入力した「体調」「腹痛」などの自分の体調を振り返ることができます。グラフ形式で見えるので体調のリズムが掴みやすくなります。
まだ記録をしたことがない人は、まずは変化があった日の記録から初めてみてはいかがでしょうか。