基礎体温の基本

基礎体温の測り方

1.婦人用体温計を用意する

基礎体温の高低差は、大体0.3度~0.5度程度なので、通常の体温計ではなく、小数点以下2桁まで測れる婦人用体温計を用意しましょう。
婦人用体温計は薬局やドラッグストアで数千円程度で購入できます。
朝忙しい方はすぐに計測ができるものなど、自分にあったものを探してみましょう。

2.就寝前の準備

就寝前に基礎体温計を枕元に準備しましょう。安静時の基礎体温をなるべく正確に測るため、目を覚ましたらすぐに測れるように手の届きやすいところに用意してください。

3.測り方

朝目が覚めたら動かず寝たまま測定をしましょう。毎朝同じ時間に測るのが望ましいです。
基礎体温は口の中、さらに舌の裏側で測ります。基礎体温計の先を、舌の裏の中央にあるすじの左か右のくぼみに当てて測り終えるまでじっとしておきましょう。
また正確に測るために、機器によって異なる所定の時間を守って計測しましょう。

4.度目の読み方

摂氏度の場合は婦人体温計の左から36・37・38度と読みます。
1度の間を20等分してありますので2メモリ1分になります。したがって図の場合の体温は36度7分5厘となります。
OVメモリの場合は33.5度と38度の間を50等分してありますから1メモリが1となります。したがって図の場合の体温は25と読みます。

5.記録

測定できたら忘れないうちにルナルナに記録をしておきましょう。
またその際に体調で気になることや、体温に影響があることをあわせて記録しておくと、病院での診察などで役に立ちます。