やっておけばよかった!お子様のはじめての生理準備
お子様が小学校高学年になると、これから初潮を迎えるにあたってどんな準備をしておいたらいいのか気になりますよね。
ルナルナでは「お子様のはじめての生理」について初潮前や始まった直後、もっとこうしておけば良かったという経験談を聞いてみました。是非お子様のはじめての生理を安心してむかえられるよう、内容を参考にしてみてくださいね。
Q お子様は何歳頃に初潮を迎えましたか?
ルナルナのアンケート※1で先輩ママたちにお子様の初潮がいつ頃始まったかを聞いてみました。
11歳が32%と1番多く、12歳、10歳の順に多くなりました。
日本人の平均初潮年齢は12歳前半とされていますが、それよりも少し早く始まる子が多い結果になりました。
Q やっておけばよかったお子様のはじめての生理準備は?
続いて、先輩ママたちにお子様の初潮前や始まった直後、もっとこうしておけば良かったという経験談があるか聞いてみました。
多くのママたちが後悔していたのは、「思っていたより早く初潮が来たので、ナプキンの使い方や捨て方をくわしく教えてあげられなかった」ということ。
また、お子様に合った生理用ショーツやナプキンを準備しておけばよかったという声も多く、中にはタンポンの便利さを伝えておけばよかったというママもいました。
Q お子様の生理の困りごとは?
先輩ママたちに、お子様が生理について具体的に何に悩んでいるのかを聞いてみました。
最も多かったのは「ひどい生理痛」。動けなくなってしまうほどの重い生理痛があり、どうしたらいいかと悩んでいるお子様も少なくありませんでした。
生理痛は、個人差が大きいので、お子様の生理痛がどの程度なのか気にかけ、寄り添ってあげましょう。
お子様は子宮が未発達なため、成人女性よりも生理痛が重い傾向があります。いざというときのため、お子様でも服用できる鎮痛薬を持たせてあげるのもいいでしょう。
生理周期が不安定で次の生理がいつ来るかわからず困っている人もいました。
正常な生理周期については、初潮後すぐの時期と、成人女性では少し異なります。詳しくはこちらのコラム(お子様の生理は正常?病院受診の目安)を参考にしてみてくださいね。
経血量が多くナプキンから漏れるのではないかと心配しているお子様も多くいました。
初潮から間もない頃は、生理用品の使い方をはじめ生理前〜生理中の体調不良など、生理に伴ういろいろなことにまだ慣れておらず、困っているお子様も多いことがわかります。
また、生理周期や経血量が不安定なお子様も多いので、大人が注意深く見守り、必要な場面で手を差し伸べてあげることが大切です。
初潮の準備はお子様と一緒に進めましょう
はじめての生理にむけた準備としておすすめしたいのが「お子様と一緒に生理用品を探す」ということです。
ナプキンやサニタリーショーツ、最近は生理用品を収納できるポケット付きのハンカチなどもあります。ぜひ、お子様と一緒にお気に入りのものを探してみてください。
年齢によっては、学校や外出先で急に生理がきてしまう、ということもあり得ます。生理がくる前に、前もって準備をしてあげることが、お子様だけでなく、保護者の方の安心にもつながるでしょう。
準備段階から一緒に向き合っているうちに安心感や信頼感が持てれば、生理が始まった後の悩みや困りごとも相談しやすくなります。お子様が一人で悩みを抱え込まないようにするためにも、初潮が訪れる前からしっかり寄り添ってあげることが大切です。
※1「娘の生理に関するアンケート調査」
調査実施時期:2023年11月30日(木)~2023年12月11日(月)
調査方法:『ルナルナ』、『ルナルナ ベビー』、『ルナルナ 体温ノート』、『ルナルナWeb』にて調査
有効回答数:10~50 代以上の女性:3,524名
監修:婦人科専門医 松村圭子先生