お子様にどう伝えよう?はじめての生理
お子様が小学校高学年頃になると、いつ初潮が来るのだろうと気になる方も多いのではないでしょうか。
生理がいつ始まるかには個人差がありますが、あらかじめ目安となるカラダのサインを知っておくと安心できるでしょう。
このコラムでは、ルナルナが先輩ママに行ったアンケート結果※1とともに、初潮が来る目安やお子様と話をするきっかけなどについて紹介します。
お子様のカラダの変化でみる初潮のサイン
はじめての生理「初潮」が来るのは、大体10歳から14歳までの間で、平均年齢は12歳前半といわれています。
初潮が来る時期は個人差が大きく、身長が何㎝、体重が何kgになったら来るというはっきりとした基準はありません。
その代わり、初潮が来る前には第二次性徴にともなうカラダの変化が見られます。
胸がふくらむ、陰毛や脇毛が生えてくる、急に身長が伸びたり体重が増えたりするといった変化があったら、初潮はもうすぐです。
ふだん通りにお子様の成長を見守り、これらの変化が現れだしたらお子様のはじめての生理にむけた準備を始めましょう。
実際に準備するときは、こちらのコラム(やっておけばよかった!お子様のはじめての生理準備)も合わせて読んでみてください。
初潮について、いつごろ、どうやって伝える?
お子様の初潮が近づくと、生理についていつ、どうやって伝えたらいいのかが気になりますよね。
8~10歳のお子様をもつルナルナの先輩ママたちに、初潮についてお子様にいつごろ話をするのかを聞いたみたところ、すでに話した方が多く、約45%でした。 まだ考えていない方も14%ほどで、話をしていない方は「初潮を迎える年齢になったら」「学校の授業で習ったら」と考えている方が多いようです。
どうやって伝えるかについては、直接話をするママが多いようです。ナプキンの使い方や捨て方などの具体的な説明や生理痛がある時に薬を飲むタイミング、生理中の過ごし方などのアドバイスも一緒にお話しできるとよいですね。
お子様に話をするきっかけは?
生理についてお子様に話をしたくても、唐突に話を始めるわけにもいかず、困っている人もいるかもしれません。
先輩ママたちに、お子様に生理の話をしたきっかけを聞いてみました。
宿泊学習(林間学校・臨海学校など)や修学旅行の持ち物に生理用品が含まれていたことをきっかけにしたという声がありました。
また、ご自身の生理の時や一緒にお風呂に入っている時に話をしたというママもいました。普段から一緒にお風呂に入っているなら、じっくり話をするいいチャンスかもしれません。
現在、小学校では4年生の時に思春期の体の変化や初潮に関する授業が行われています。その授業をきっかけにするのも良いかもしれませんね。
お子様の初潮はどんな感じだった?
お子様の初潮はどんな感じになることが多いのかを事前に知っておけば、いざ来たときにもあわてずに済みます。
先輩ママたちにお子様の初潮がどんな感じだったかを聞きました。
一番多かったのは「茶色のおりものが数日」という回答。生理痛があった子は少なく、数日前から腹痛があったという子もいました。
一方、少数派ではありましたが「初日から真っ赤で量が多めだった」という人もいたので、念のため多い日用のナプキンも用意しておくと安心でしょう。
ルナルナの先輩ママの声を参考に、お子様が安心して生理をむかえられるよう、サポートしてあげてくださいね。
※1「娘の生理に関するアンケート調査」
調査実施時期:2023年11月30日(木)~2023年12月11日(月)
調査方法:『ルナルナ』、『ルナルナ ベビー』、『ルナルナ 体温ノート』、『ルナルナWeb』にて調査
有効回答数:10~50代以上の女性:3,524名
監修:婦人科専門医 松村圭子先生