生理がきたらどうすればいいの？

はじめての生理が来る前に、「生理用ショーツ」と「生理用ナプキン」を準備じゅんびしておくとよいでしょう。

これらは生理が来たときに、下着したぎや洋服ようふくをよごさないために作られたものです。
小学校高学年になったら、家族や保健室の先生などに相談して買っておくと、いざという時にも安心ですよ。

生理が来たときに困らないように、ナプキンが家のどこにあるのか、学校のどこにあるのかなど、先に確認しておくと安心ですね。

ナプキンはどう使えばいいの？

生理が来たら、下着したぎや洋服ようふくをよごさないために、生理用のショーツをはいて「ナプキン」をつけます。

ナプキンの包みをあけたら、テープがついているほうをショーツにあて、とれないようにおさえます。「羽はねつき」タイプは、両側りょうがわの羽を折おり返して使います。捨てるときは血がついている方を内側にまるめて、トイレではなくトイレにある生理用品用ゴミ箱に捨てましょう。

もしナプキンがないときは、トイレットペーパーを重かさねてあて、まわりの大人に相談しましょう。学校であれば、トイレか保健室にナプキンが用意よういされています。わからなければ、先生に相談してみましょう。

初潮しょちょうが来たら家族にどう話せばいい？

初潮がきたけど、はずかしくて家族に言えないという人もいますよね。

直接ちょくせつ話すのがはずかしかったり、なかなか言い出せなかったりするなら、LINEやショートメッセージ、手紙で伝える方法もあります。
「生理が来た」でも「ナプキンある？」でも「下着をよごしてしまった」でもだいじょうぶです。

生理がきたことさえ伝われば、生理用品が足りなくなったとき、体調が悪いときなどに、あなたを支えてくれます。学校にいる女性の先生など、まわりにいる大人の女性は生理を経験けいけんしています。安心して伝えてくださいね。

血が出るのも、生理が来るのもこわい……何か変わっちゃうの？

血が出ると聞けばこわいと思うかもしれませんが、生理はカラダが正常せいじょうに成長している証あかしです。

初潮しょちょうで、赤い血が大量に出ることはあまりありません。
少しびっくりするかもしれませんが、みんなが経験けいけんすることなので安心してくださいね。

初潮が来たからといって、何かがいきなり大きく変わることはなく、いつも通りの生活を送れます。
怖いと思っている気持ちや不安なことがあったら、まわりの大人に話してみましょう。

初潮のあとの次の生理はいつ来るの？

生理は、およそ1ヶ月（25〜38日）に1回のペースで来るといわれています。

初潮しょちょうから数年は、卵巣や子宮がまだ未熟みじゅくでホルモンも安定していないので、生理のリズムも不規則ふきそくになりがちです。

そのため、2週間もしないうちに次の生理がくる人もいれば、1ヶ月たっても次の生理が来ない人もいます。

18歳さいくらいになれば、生理のリズムが安定してくるので、最初さいしょのうちはあまり気にしすぎないようにしましょう。
不安なことがあったら、まわりの大人に相談してくださいね。

友だちは来ているのにまだ初潮しょちょうが来ない……

身長しんちょうや体重たいじゅうがちがうように、初潮しょちょうが来るタイミングも一人ひとりちがいます。
中学生になってから初潮をむかえる人もたくさんいるので、あせらなくてもだいじょうぶです。

胸がふくらんだり、陰毛いんもうが生はえてきたりしていれば、きっともうすぐですよ。
まだ胸がふくらんだり、陰毛が生えてきていなかったりする人も、少しずつ成長していきます。

もし15歳になっても生理が来ていなければ、まわりの大人に相談してくださいね。一度産婦人科さんふじんかでみてもらうといいでしょう。