生理ってなに?〜女性のカラダと生理のしくみ〜
「女の子にはみんな
ここでは、生理のしくみや女性のカラダの変化について、くわしく説明します。
生理ってなに?
生理は、正しい名前を「
将来赤ちゃんをむかえるための
おしっこが出る
生理は、10~14
女性のカラダの中はどうなっているの?
子宮 -
妊娠したときに赤ちゃんが育つところで、ふだんはたまごくらいの大きさです。
子宮の内側は子宮内膜 という粘膜 におおわれています。
子宮内膜は妊娠 すれば赤ちゃんのベッドの働 きをしますが、妊娠しなければいらなくなって経血のもとになります。 卵巣 -
卵子 という赤ちゃんのたまごが存在する場所です。卵子は、受精卵 のもとになる細胞のひとつです。
子宮の左右に1つずつあり、通常2~3cmぐらいの大きさです。
およそ1ヶ月ごとに左右どちらかの卵巣から卵子が1つだけ卵巣の外に排出 され、それを排卵 といいます。 卵管 子宮から卵巣の近くまで伸びている
管 です。卵子と精子 が出会って受精 をするところで、受精卵は卵管を通って子宮にいきます。膣 - 子宮の入口からカラダの外につながる
管 のような部分 です。
生理が起こるしくみ
生理は
卵巣 で卵胞 が育つ
卵巣の中では、卵子が入っている「
子宮内膜 が厚 くなる
子宮内膜は、赤ちゃんを子宮で育てるためのベッドとなるものです。
排卵 が起こる
十分に育った
卵子は、
子宮内膜 がはがれる
子宮内膜は子宮から自然にはがれ、血といっしょにカラダの外に出てきます。
これが生理です。だいたい1ヶ月かけてこれを繰り返します。
生理をむかえるころに起こるカラダの変化
女性のカラダは、8~9
胸 がふくらむ陰毛 やわき毛が生 えてくる初潮 が起こる- ふっくらと
丸 みのあるカラダになる
これらの変化は、
成長にともないカラダは日々少しずつ変化していきます。最初は
監修:婦人科専門医 松村圭子先生